うっすらと雪に覆われた山の畑、畑に行く道も朝降った雪が少し残っているだけ。こんな1月は初めてです。
いつもならもう根雪にすっぽりと埋もれている山形山、彼方の山々も薄化粧の冬景色です。道路はどこも乾いています。いつもと違う自然の姿に不安を覚えました。3日ほど前、畑を見に行った米山が驚いて帰ってきました。「畑が乾いていてニラとにんにくの畑にチドメ草がびっしりだ。クローバーも青々。春になったら大変だ」。
たんぽぽが咲いていたり、秋のナデシコもまだ咲いています。里の小鳥のさえずりがもう聞こえて、気候は春3月の陽気のようです。
この時期、山菜の初物を採りに行くまり子さんから情報が入りました。「内陸は雪がないけど、秋田の海沿いは雪があって今象潟でフキの塔を摘んでます。私は先々と採取場を変えているので大丈夫だけど、雪の少なさは2月が勝負ね。ここでどっさり雪が降ればよし、降らなければまた大凶作の再来になってしまう、みんなもそこを心配している」稲作では水不足が心配です。寒波がいつ来てどのような影響をもらたすのか、果樹農家も不安を抱えながらの選定作業です。
それに比べれば小さい悩みですが、当会1月の看板商品の「雪室野菜」の雪室に雪が積もらないなど、想定外のことも起きています。 雪のない冬はありがたいけれど、いつも通りが一番です。
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