さわやかな5月の陽ざしが降りそそぐ木曜日、出荷スタッフは一番ニラの摘みとりに。刈りとられたニラの甘い香りが立ちます。お天気はよし、作業もはかどります。
米山は松葉杖代わりに乗用除草機に乗って畑周りの点検を。相方の鳥海さんは、耕した畑に米糠をふります。いつもの春ならトラクターで畑を耕うんし一緒に米糠もふるのですが、今年はそれができず今日になったのです。でも何とか間に合いました。ふった糠はすぐにすきこまないと酸化してしまうのです。
この日は秋田からお客様が。米山の兄(元全有連稲作の会長)が、娘の夫の榎本さんと来ていました。今年から米作りをやめることにしたので不要になった農機具を運んできたのです。大型の動噴機でした。野菜の水やりに助かります。
榎本さんは西馬音内で酒屋を営んでいて、忙しい仕事の合間にこれまで義父の合鴨米作りを手伝ってくれていました。
丹精した田んぼをどうするか、これまで手伝ってくれていた娘夫婦たちとも話し合い、一年はみんなでなんとかサポートすることにしましたが、今年は完全撤退することになったのです。手をかけ肥やしてきた美田がなんとも惜しいです。
個々の事情が積み重なり、日本の農業は本当に岐路に立たされています。
最新の画像[もっと見る]
- ひたすら手作業の果樹栽培 さくらんぼは凍霜害にあいながらも順調に生育中 1年前
- 「学生食糧支援」の活動家が物資回収に 1年前
- 山形山の農業始まりました 1年前
- さくらんぼの作柄を決める交配時期 2年前
- 一昨年の悪夢が…サクランボが心配に 2年前
- 丸田さんを迎えて初めてのズーム集会 無事終了。 2年前
- 春になりました種まきハウスも準備万端 2年前
- 東日本大震災12年「追悼・復興への祈り」 3/11 2年前
- 雪国の農業 ~雪下野菜篇~ 2年前
- 初めてのズーム集会 「交流会&講演会」 2年前