日本の歌コンサート

2019年06月15日 | 日記
うちの教室の古参のYさんが、日本歌曲と昭和の歌謡曲で構成したリサイタルを開かれました。会場の国際交流会館ホールに溢れるほどのお客様で、大変な盛況でした。
父と2人で行き、会場で知人ご夫妻に会って4人で聴いたのですが、父たち世代に親しみやすく、クラシックになじみの無い方にも楽しめるコンサートで、父たちも「良いコンサートでしたね~」と言い合っておりました。
Yさんは私より年長の方です。演奏にも指導にもキャリアを積んでいらっしゃるのに、現状に満足せず、どこまでも道を求める心意気が素晴らしいと思います。「学ぶことに終わりはありません」とは作曲家シューマンの言葉ですが、頭ではそう思っても実際に学び続けることは至難の業。Yさんの勉強熱心には脱帽です。共演のアルトM先生の軽妙なトーク、伴奏のN先生の渋い味わいのピアノも、Yさんの歌を大いに引き立てていました。
演奏会で一番大事なのは、お客様に喜んでいただき、良い音楽を聴いて元気になっていただくこと。それには、演奏する側が心から音楽を楽しみ、味わい、溢れ出る喜びをお客様と分かち合うことが必須条件です。気持ちの良い時間を過ごせて幸せでした。

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