ウィンナワルツ

2013年03月18日 | 日記
「オハイエくまもと とっておきの音楽祭」が24日に迫ってきました。昨日は本番前の最後の練習日だったので(合唱団の話です)、並び方の練習なども含め、全曲通しての練習をしました。
ア・カペラの「野ばら」とユニゾンの「ふるさと」はさすがに自家薬籠中ですが(本当??(笑))、「流浪の民」は何度やってもなかなか手の内に入らず、発音、アゴーギク、ハーモニー、色々おぼつかなくて大変。それでも、昨年ステージに乗せただけあってそれなりには形になっています。あとは、久しぶりに引っ張り出してきた「ウィーン我が夢の街」と「メリー・ウィドウ」のワルツですが、ウィーンの香り高いこの2曲を皆さんすごく楽しんで歌って下さっています。とてもいい感じなので欲が出て、我が団にはダンスの心得のある方が数名いらっしゃるので、「ウィーン我が夢の街」の16小節の間奏の時に2組のペアに踊ってもらうことにしました。あまりスペースもないし、本格的なステップを踏むは難しいと思いますが、試しにちょっと踊って頂くと何とも優雅な雰囲気。他の皆さんも気分が乗ってきて、左右に体を揺らしながら高らかに歌い上げていかれます。これはいいぞ、と内心ちょっとホクホクしながら練習を終えました。メンバーの方たちから「うちの団、なかなかいい線行ってますよ」とか「今日はよく声が出てましたね」という声が聞こえてきましたが、私もそう思いました。
合唱は技術の向上ももちろん大切ですが、皆が「練習が楽しい」と思えることが一番大事です。いそいそと練習に出かけて行き、練習後は鼻歌交じりの上機嫌というのが理想ですね。個人レッスンもそうかもしれません。生徒さんに「来てよかった~」という気分で帰って頂ければベスト。そんなレッスンを目指したいと改めて思った日でした。

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2 コメント

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Unknown (くみ)
2013-03-20 04:37:23
合唱団の演奏会というと、舞台上でみな直立不動!?の姿勢で歌い続ける姿が思い浮かびますよね。
昨年、私たちの合唱団がハイドンの「四季」を歌ったときのことですが、秋の中の曲で収穫を祝う愉快な曲があるんです。練習では、とにかく曲をものにすることで精一杯という感じでしたが、本番ではなんとこの曲のとき、みんな自然と体を揺らしながら歌ったんです。そして、この曲が終わると、オラトリオの途中にもかかわらず会場から拍手が!
私自身は外国語で歌うため、なかなか歌詞の意味を味わいながら歌うというのを楽しめませんが、この時は、歌ってるメンバーは心から秋の収穫の楽しみを享受しててんだと思います。そしてそれは、もちろん会場のお客さんにも伝わって、皆がひとつになって楽しめた素敵な時間だったんだなと思いました。
24日、どうぞ合唱団の皆さん、大いに楽しんでくださいね!!
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Unknown (吉田)
2013-03-20 08:46:55
オラトリオの途中で拍手が湧き起こる...心から音楽を味わい楽しむ雰囲気がありありと思い浮かびます。心温まる光景ですね。私たちもMusik macht Spass!の精神で大いに楽しみたいと思います。くみさんの合唱団の皆さんによろしく(笑)!
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