国際交流

2015年11月08日 | 日記
熊本市の姉妹都市であるドイツのハイデルベルクから訪問団がやってきました。今週は夏日が続くほどの好天に恵まれ、着付けや温泉宿への宿泊、武蔵ゆかりの霊厳洞訪問など、熊本での様々な体験プログラムを楽しくこなされたようです。
木曜日の夜には街中の居酒屋で訪問団の皆さんと熊本日独協会有志との懇親会が催され、掘り炬燵を挟んで、文字通り膝突き合わせての語らいの時間を持ちました。ドイツ側と熊本側の人数がちょうど同数だったので、席次もうまく組めて和やかに草の根交流ができました。こういう席では必ず歌が飛び出し、座が一気に盛り上がるのですが、今回は熊本側の合唱団員たちが愛唱歌集を携えて参加したので一層盛り上がりました。
そして昨夜は、市長も列席して公式の夕食会がありました。訪問団の入場を拍手で迎え、我が合唱団の「乾杯の歌」と「野ばら」でオープニング。市長やハイデルベルク側の代表者、熊本日独協会会長の挨拶があって会食と歓談の時間となり、その半ばで合唱団による20分ほどの演奏をお聴き頂きました。これは9月に完成した「ドイツ愛唱歌集」のお披露目の機会でもあったので、演奏に先立って市長や訪問団団長に歌集の贈呈も行われ、我が合唱団の団長が日本語とドイツ語でMCを入れながら、昔懐かしいドイツ民謡や日本の唱歌、ドイツの芸術歌曲など9曲を披露、訪問団からお2人の男性がデュエットを披露して下さるサプライズもあり、最後は出席者全員で「歓喜の歌」を歌いました、その後さらに、ハイデルベルク熊本友の会の会長が「焼酎」、「くまモン」などの日本語を織り込んで歌詞をリライトした「熊本の歌」(原曲は「バーデン州の歌」)を高らかに歌い上げ、大いに盛り上がって夕食会は終了しました。
ハイデルベルクと熊本市は訪問団の行き来をして友好を深めていますが、その時に歌があると本当に盛り上がります。明治以来日本がたくさんのドイツの歌を学校教育に取り入れたことが、今日に至って友好交流の一助となるなんて、本当に素敵なことですね。
今日はグロッキーです(-_-;)

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