会社の先輩ご一家さんが小倉に遊びに来てくれました。
なんでも
「のりちゃんの妹さんとゆっくり会いたいっちゃんねー。
あとね、タケノコがすっごい好きやけん、タケノコ掘って、
その掘ったタケノコを食べたいったい。」
んだとか。
承知しましたー!
と返事をし、妹さん一家にタケノコ掘りを打診したところ、
快く「いいよー!」と回答が戻ってきたため、連休を利用してタケノコ掘りツアーへ。
参加者は、先輩ご一家3名(先輩さまに先輩さまの奥様、ちびっこくん。4歳になったばかり。)と
妹さん一家3名(妹さんに義弟君、もうすぐ3歳の甥っ子君)、そして私の幼馴染。
なんとも奇妙な顔ぶれの8名。
幹事は私でしたが、私がしたことといえば、ぐーぐる大先生で行く場所をちょいちょいと調べたぐらい。
前日になって、幼馴染から届いたメールの
「午後からでもタケノコ掘りできるところってあるんだねー。
誰か知り合いの山?普通は午前中ぐらいしかできんやろ?」
という質問におおいに動揺するへたれっぷり発揮で、なんとも不安いっぱいのツアー開始です。
そして、その不安は大いに的中してしまい。
目的地についた瞬間、目に飛び込んできた「本日のタケノコごはんは終わりました。」という看板。
なんと・・・。タケノコごはんはもう終わり?
なんならその場全体が「本日の営業は終了」といった雰囲気。
・・・えっと。タケノコ掘りはまだできるんですよね?
とおそるおそるお伺いしたところ、
「もうすぐ終わりやけん、あと50分で出て来てもらわないかんけどね。
それでよかったら、もう終わりやけん、入園料なしで入っていいよ。」
という回答が戻ってきました。
やったー!入園料なしー! と喜んだほうがいいのやら
え?!もう終わり?! と、嘆き悲しんだほうがいいのやら
なんとも微妙な気持ちで山に入り(でも、入園料なしには大喜びしました。だって総勢8名なのです。
単純計算で2400円分お得なのです。えらいこと得した気分。)たけのこを探し始めました。
30分後。
たけのこ掘りというものは、山に入ったからといってすぐすぐできるものではない、ということを心の底から実感しました。
難しい・・・。
「今が旬」という感じの大きさのタケノコを探すのってものすごーーーーーーーーーーく難しいっ。
たけのこ「掘り」の経験すらできないまま、うろうろと山の中を散策するだけで、終了時間間近に。
もっとも男性陣はなんやかんやで懸命にたけのこを掘っていました。
でもって、たけのこ掘りにはえらいこと体力が必要なのだということを実感していました。
めちゃ筋肉を使ってた・・・。
「たけのこを掘る」っていうのは大変なんだなぁ・・・と思い、
今度からいただいたタケノコを食べる際は心して感謝しようと決意したのでした。
なにより「たけのこが巡ってくる幸せ」をきちんと認識しよう、と決意しました。
北九州に住んでいると、3月の終わりから5月の始めにかけて、
必ず「たけのこのおすそわけ」が巡り巡ってくるのです。
なんならたけのこ巡りすぎて、若干、「またたけのこ?」という気持ちになるときもあるぐらいなのです。
あれらのたけのこが我が家にたどりつくまでには、どなたか見知らぬ方々のこういった努力があるわけで。
もう絶対に!「また、たけのこ?」なんて言いませんからー!という気持ちになったのでした。
そんなわけで、先輩ご一家には
「ぜひ、また来年。今度はたけのこ「掘り」ではなく、
たけのこ茶屋でたけのこを「食べに」来てくださいませー!!」
と懇願しながら、門司港へ向かい、瓦そばを堪能しました。
たけのこを食べるつもりが、なぜか瓦そば・・・。まったく世知辛い世の中だぜ。
それにしても、へたれ幹事っぷりがすばらしい休日でした。
結局、たけのこ園までのナビも我が家のかわいいラパンちゃんが搭載しているナビではなく
北九州の街並みを熟知している幼馴染の的確な指示のもとに動いたし
「たけのこ食べられないんだったら、何食べる?」となったときは
妹さんが懸命に「このお店は?」と提案してくれたし
お店が決まった後も、黄金週間なので混雑がひどくないか、お店に電話して確認してくれたし
お店に着いたら、先輩のおくさまがみんなのお世話をしてくれるし。
「せっかく北九州に来たんだったら、ぜひここの豚まんを食べてみてくださいませー。」
とお伝えした豚まん屋さんは2軒とも売り切れているし。
ともすれば、「役立たず!」とののしられても仕方がないレベルです。
ののしられなかったとしても、自分の不甲斐なさを落ち込んでもしかたがないレベル。
次こそは。
次に先輩が小倉を訪れるときには、今度こそ!
きちんとナビゲートしますから!と力を込めて先輩にお伝えすると
「でもなー。小倉に来る用事がなかなかないっちゃんねー。
以前は小倉に知り合いがおったけん、定期的に来よったんやけど、もうその知り合いもおらんくなったし。」
と小倉再訪を渋られました。
・・・もしもーし?
小倉には。
小倉にはまだ私がいますよー!!
私も先輩の「知り合い」ですよー!!!
先輩の中で私が一体、どういったカテゴリに位置しているのか、ちょっぴり気になる春です。
もしかすると、知らないほうが幸せなのかもしれません。
なんでも
「のりちゃんの妹さんとゆっくり会いたいっちゃんねー。
あとね、タケノコがすっごい好きやけん、タケノコ掘って、
その掘ったタケノコを食べたいったい。」
んだとか。
承知しましたー!
と返事をし、妹さん一家にタケノコ掘りを打診したところ、
快く「いいよー!」と回答が戻ってきたため、連休を利用してタケノコ掘りツアーへ。
参加者は、先輩ご一家3名(先輩さまに先輩さまの奥様、ちびっこくん。4歳になったばかり。)と
妹さん一家3名(妹さんに義弟君、もうすぐ3歳の甥っ子君)、そして私の幼馴染。
なんとも奇妙な顔ぶれの8名。
幹事は私でしたが、私がしたことといえば、ぐーぐる大先生で行く場所をちょいちょいと調べたぐらい。
前日になって、幼馴染から届いたメールの
「午後からでもタケノコ掘りできるところってあるんだねー。
誰か知り合いの山?普通は午前中ぐらいしかできんやろ?」
という質問におおいに動揺するへたれっぷり発揮で、なんとも不安いっぱいのツアー開始です。
そして、その不安は大いに的中してしまい。
目的地についた瞬間、目に飛び込んできた「本日のタケノコごはんは終わりました。」という看板。
なんと・・・。タケノコごはんはもう終わり?
なんならその場全体が「本日の営業は終了」といった雰囲気。
・・・えっと。タケノコ掘りはまだできるんですよね?
とおそるおそるお伺いしたところ、
「もうすぐ終わりやけん、あと50分で出て来てもらわないかんけどね。
それでよかったら、もう終わりやけん、入園料なしで入っていいよ。」
という回答が戻ってきました。
やったー!入園料なしー! と喜んだほうがいいのやら
え?!もう終わり?! と、嘆き悲しんだほうがいいのやら
なんとも微妙な気持ちで山に入り(でも、入園料なしには大喜びしました。だって総勢8名なのです。
単純計算で2400円分お得なのです。えらいこと得した気分。)たけのこを探し始めました。
30分後。
たけのこ掘りというものは、山に入ったからといってすぐすぐできるものではない、ということを心の底から実感しました。
難しい・・・。
「今が旬」という感じの大きさのタケノコを探すのってものすごーーーーーーーーーーく難しいっ。
たけのこ「掘り」の経験すらできないまま、うろうろと山の中を散策するだけで、終了時間間近に。
もっとも男性陣はなんやかんやで懸命にたけのこを掘っていました。
でもって、たけのこ掘りにはえらいこと体力が必要なのだということを実感していました。
めちゃ筋肉を使ってた・・・。
「たけのこを掘る」っていうのは大変なんだなぁ・・・と思い、
今度からいただいたタケノコを食べる際は心して感謝しようと決意したのでした。
なにより「たけのこが巡ってくる幸せ」をきちんと認識しよう、と決意しました。
北九州に住んでいると、3月の終わりから5月の始めにかけて、
必ず「たけのこのおすそわけ」が巡り巡ってくるのです。
なんならたけのこ巡りすぎて、若干、「またたけのこ?」という気持ちになるときもあるぐらいなのです。
あれらのたけのこが我が家にたどりつくまでには、どなたか見知らぬ方々のこういった努力があるわけで。
もう絶対に!「また、たけのこ?」なんて言いませんからー!という気持ちになったのでした。
そんなわけで、先輩ご一家には
「ぜひ、また来年。今度はたけのこ「掘り」ではなく、
たけのこ茶屋でたけのこを「食べに」来てくださいませー!!」
と懇願しながら、門司港へ向かい、瓦そばを堪能しました。
たけのこを食べるつもりが、なぜか瓦そば・・・。まったく世知辛い世の中だぜ。
それにしても、へたれ幹事っぷりがすばらしい休日でした。
結局、たけのこ園までのナビも我が家のかわいいラパンちゃんが搭載しているナビではなく
北九州の街並みを熟知している幼馴染の的確な指示のもとに動いたし
「たけのこ食べられないんだったら、何食べる?」となったときは
妹さんが懸命に「このお店は?」と提案してくれたし
お店が決まった後も、黄金週間なので混雑がひどくないか、お店に電話して確認してくれたし
お店に着いたら、先輩のおくさまがみんなのお世話をしてくれるし。
「せっかく北九州に来たんだったら、ぜひここの豚まんを食べてみてくださいませー。」
とお伝えした豚まん屋さんは2軒とも売り切れているし。
ともすれば、「役立たず!」とののしられても仕方がないレベルです。
ののしられなかったとしても、自分の不甲斐なさを落ち込んでもしかたがないレベル。
次こそは。
次に先輩が小倉を訪れるときには、今度こそ!
きちんとナビゲートしますから!と力を込めて先輩にお伝えすると
「でもなー。小倉に来る用事がなかなかないっちゃんねー。
以前は小倉に知り合いがおったけん、定期的に来よったんやけど、もうその知り合いもおらんくなったし。」
と小倉再訪を渋られました。
・・・もしもーし?
小倉には。
小倉にはまだ私がいますよー!!
私も先輩の「知り合い」ですよー!!!
先輩の中で私が一体、どういったカテゴリに位置しているのか、ちょっぴり気になる春です。
もしかすると、知らないほうが幸せなのかもしれません。