黄金週間の人出を狙って、私の愛してやまない地元百貨店に北海道展がやってきました。
なんやかんやで春夏秋冬来ている気がしないでもない。
もういい加減「珍しい」とは言い難い気がしないでもない。
けれど、北海道が来るんだったら、
そりゃ南の島の人間として行かずにはいられないのです。
というわけで、妹さんと北海道展へ。
試食のてんぷらを全種類食べて
試食のチーズケーキも2種類いただいて
試食のハスカップクッキーを2種類食べて
試食のいくらを頬張って
試食のチーズケーキをまたもやぱくついて
試食のカニカマサラダを食べて
・・・若干、おなかいっぱいに。
回転焼とかソフトクリームとか食べたかったのに。無念です。
なんなら海鮮丼なんかも食べたかった。
で、大好きなポテトチップスチョコレートを妹さんから
「え?!そんなに?!」と驚かれながら3箱ほど購入し。
(でも、1箱1日でなくなるのです。「食後」のデザートなのに。
カロリー半端ないと思われるのに。危険・・・。北海道が遠くてよかった!)
ゴールデンウィークに遊び歩いてばかりいるお詫びも兼ねて
父上様と母上様にどさんこ焼きをお土産として購入し。
(お店のお兄さんがとても気さくな方で、知らない人には警戒心を露わにする私も
にこやかにお話できました。なんでも学校前にある学生を対象としたお店なので
ゴールデンウィークやシルバーウィーク、夏休み、など長期休暇の時期にしか
物産展に出られないんだとか。そのお店のスタンスも好きー!
常連さんになりたーい!と思いました。が、北海道。遠すぎるよ・・・。)
合間合間に試食を探しながら会場をうろうろしていると(食べ過ぎ。)
妹さんが「前回も試食して気になってたから、カニカマサラダ買おうかなー。」
と決意したので、売り場へ向かいました。
なんでも、乾燥したカニカマ(やその他いろいろ)がパックになっていて
水でもどすと、簡単にサラダができるんだとか。
さすが主婦。お菓子ばかり購入したり試食したりしている姉(=わたし)と違って
地に足をついたものを購入するよね、と尊敬しながら試食をぱくり。
うん。確かに美味しい。
売り場には店員さんがひとり。
御年おそらく70歳ほどの「お母さん」というよりは
「おばあちゃん」と声をかけたくなる日本の古き良き「お母さん」という感じの方です。
そして、値札は2枚。
100g 1,080円(値段はうろ覚えです。)
300g 2,180円(値段はうろ覚えです。)
妹さんはしばし迷ってから、お母さん(=売り場の店員さん)に
「300グラムくださいなー。」
と声をかけたのでした。
お母さんは「はいはい。」と返事をし、
「これねぇ、100グラムがこの値段やろ?
300グラムやったら、この値段やろ?
でもね、300グラムが2袋入って、それにさらに100グラムの袋が
ひとつおまけについて、それで5000円なんよー。
これやったら、2000円以上お得なんよ。」
と補足説明。
確かにお得!
とはいえ、妹さんは3人家族なのです。
しかもひとりはちびっこ。
賞味期限もあることだし、そんなに大量には食べられないわけで。
「うーん。やっぱり300グラムのほうをください。」
と再度、お伝えしたのでした。
すると、お母さんは「うーん。」と唸り、再度、説明を始めました。
「困ったねぇ。
あのね。これ、100グラムでこの値段でしょう?
300グラムでこの値段でしょう?
でね、この300グラムの袋が2つ入って、それに100グラムの
袋がおまけについてるこのパックだったらね、2000円もお得なんよ?
どうする?」
・・・え?
いやいや、「どうする?」も何も。300グラムくださいなー!
と、再度、訴える妹さん。
「うーん。」と固まるお母さん。
「もう1回、説明しようか?」と始まる本日3回目の説明。
でも・・・3人家族なんです。
300グラムしかいらないんです。
と意外にも譲らない妹さん。(でも、にこやか笑顔。)
「うーん・・・。どうしようかねぇ。」と悩むお母さん。
いやいやいや!!
なぜに売り子さんが悩んでるのー?!
「どうしようかねぇ?」って「売らない」という選択肢もあるってことー??
と、その傍らで会話の流れにおおいに戸惑う姉。(完全に傍観者。役立たずです。)
「300グラムもらえませんか?」と懇願する妹さん。
と、「うーん。」とやっぱり色よい返事をしないお母さん。
商品をね、包んでももらえてないものね。手にも取ってもらえてない。
これは・・・。
これは、もう今回はあきらめるしかないんじゃない?
とこっそり小声で耳打ちをする姉。(短気なんです。待てないんです。)
「そうだねぇ。」と力なく返事をした妹さんは
それでも未練たっぷりようご様子で
「じゃあ、今回は諦めます・・・」としぶしぶ口にしたのでした。
でもさ。
でも、さすがに「諦める」って言ったら、売ってくれるんじゃないのかな?
と思っていた私をあざ笑うかのように、お母さんはお母さんでとてもとても残念そうに
「そうねぇ。残念やねぇ。」
と私たちを送り出したのでした。
「なんで売ってもらえなかったのか、まったく分かんないんですけど!
意味がわからん!じゃあ、あの100グラム1000円とか
300グラム2000円とかの値札を張らんどけばいいのに!」
と、ちょっぴり憤り気味の妹さん。(でも、温厚なので笑顔。)
気短の姉は、他人事なので面白がることができました。
他人事なのにも関わらず、腹立たしさが混在する面白さではありました。
「面白い」と「腹立たしい」が6:4で混在している感じ。
他人事だったので、僅差で面白さが勝ったかなー。
もっとも、今現在のわたくしは、黄金週間中ゆえにたいそうご機嫌ではあるのです。
通常時であれば、他人事だろうがなかろうが、
目を三角にしてお怒りモードに突入していたかもしれませんが
黄金週間中の今は、「どんと来い!」とにこやか笑顔で受け止められます。
すごいな。黄金週間。
なんやかんやで春夏秋冬来ている気がしないでもない。
もういい加減「珍しい」とは言い難い気がしないでもない。
けれど、北海道が来るんだったら、
そりゃ南の島の人間として行かずにはいられないのです。
というわけで、妹さんと北海道展へ。
試食のてんぷらを全種類食べて
試食のチーズケーキも2種類いただいて
試食のハスカップクッキーを2種類食べて
試食のいくらを頬張って
試食のチーズケーキをまたもやぱくついて
試食のカニカマサラダを食べて
・・・若干、おなかいっぱいに。
回転焼とかソフトクリームとか食べたかったのに。無念です。
なんなら海鮮丼なんかも食べたかった。
で、大好きなポテトチップスチョコレートを妹さんから
「え?!そんなに?!」と驚かれながら3箱ほど購入し。
(でも、1箱1日でなくなるのです。「食後」のデザートなのに。
カロリー半端ないと思われるのに。危険・・・。北海道が遠くてよかった!)
ゴールデンウィークに遊び歩いてばかりいるお詫びも兼ねて
父上様と母上様にどさんこ焼きをお土産として購入し。
(お店のお兄さんがとても気さくな方で、知らない人には警戒心を露わにする私も
にこやかにお話できました。なんでも学校前にある学生を対象としたお店なので
ゴールデンウィークやシルバーウィーク、夏休み、など長期休暇の時期にしか
物産展に出られないんだとか。そのお店のスタンスも好きー!
常連さんになりたーい!と思いました。が、北海道。遠すぎるよ・・・。)
合間合間に試食を探しながら会場をうろうろしていると(食べ過ぎ。)
妹さんが「前回も試食して気になってたから、カニカマサラダ買おうかなー。」
と決意したので、売り場へ向かいました。
なんでも、乾燥したカニカマ(やその他いろいろ)がパックになっていて
水でもどすと、簡単にサラダができるんだとか。
さすが主婦。お菓子ばかり購入したり試食したりしている姉(=わたし)と違って
地に足をついたものを購入するよね、と尊敬しながら試食をぱくり。
うん。確かに美味しい。
売り場には店員さんがひとり。
御年おそらく70歳ほどの「お母さん」というよりは
「おばあちゃん」と声をかけたくなる日本の古き良き「お母さん」という感じの方です。
そして、値札は2枚。
100g 1,080円(値段はうろ覚えです。)
300g 2,180円(値段はうろ覚えです。)
妹さんはしばし迷ってから、お母さん(=売り場の店員さん)に
「300グラムくださいなー。」
と声をかけたのでした。
お母さんは「はいはい。」と返事をし、
「これねぇ、100グラムがこの値段やろ?
300グラムやったら、この値段やろ?
でもね、300グラムが2袋入って、それにさらに100グラムの袋が
ひとつおまけについて、それで5000円なんよー。
これやったら、2000円以上お得なんよ。」
と補足説明。
確かにお得!
とはいえ、妹さんは3人家族なのです。
しかもひとりはちびっこ。
賞味期限もあることだし、そんなに大量には食べられないわけで。
「うーん。やっぱり300グラムのほうをください。」
と再度、お伝えしたのでした。
すると、お母さんは「うーん。」と唸り、再度、説明を始めました。
「困ったねぇ。
あのね。これ、100グラムでこの値段でしょう?
300グラムでこの値段でしょう?
でね、この300グラムの袋が2つ入って、それに100グラムの
袋がおまけについてるこのパックだったらね、2000円もお得なんよ?
どうする?」
・・・え?
いやいや、「どうする?」も何も。300グラムくださいなー!
と、再度、訴える妹さん。
「うーん。」と固まるお母さん。
「もう1回、説明しようか?」と始まる本日3回目の説明。
でも・・・3人家族なんです。
300グラムしかいらないんです。
と意外にも譲らない妹さん。(でも、にこやか笑顔。)
「うーん・・・。どうしようかねぇ。」と悩むお母さん。
いやいやいや!!
なぜに売り子さんが悩んでるのー?!
「どうしようかねぇ?」って「売らない」という選択肢もあるってことー??
と、その傍らで会話の流れにおおいに戸惑う姉。(完全に傍観者。役立たずです。)
「300グラムもらえませんか?」と懇願する妹さん。
と、「うーん。」とやっぱり色よい返事をしないお母さん。
商品をね、包んでももらえてないものね。手にも取ってもらえてない。
これは・・・。
これは、もう今回はあきらめるしかないんじゃない?
とこっそり小声で耳打ちをする姉。(短気なんです。待てないんです。)
「そうだねぇ。」と力なく返事をした妹さんは
それでも未練たっぷりようご様子で
「じゃあ、今回は諦めます・・・」としぶしぶ口にしたのでした。
でもさ。
でも、さすがに「諦める」って言ったら、売ってくれるんじゃないのかな?
と思っていた私をあざ笑うかのように、お母さんはお母さんでとてもとても残念そうに
「そうねぇ。残念やねぇ。」
と私たちを送り出したのでした。
「なんで売ってもらえなかったのか、まったく分かんないんですけど!
意味がわからん!じゃあ、あの100グラム1000円とか
300グラム2000円とかの値札を張らんどけばいいのに!」
と、ちょっぴり憤り気味の妹さん。(でも、温厚なので笑顔。)
気短の姉は、他人事なので面白がることができました。
他人事なのにも関わらず、腹立たしさが混在する面白さではありました。
「面白い」と「腹立たしい」が6:4で混在している感じ。
他人事だったので、僅差で面白さが勝ったかなー。
もっとも、今現在のわたくしは、黄金週間中ゆえにたいそうご機嫌ではあるのです。
通常時であれば、他人事だろうがなかろうが、
目を三角にしてお怒りモードに突入していたかもしれませんが
黄金週間中の今は、「どんと来い!」とにこやか笑顔で受け止められます。
すごいな。黄金週間。