のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

終わりがあれば始まりもある。

2014年01月05日 00時13分16秒 | 日常生活
昨年の秋、友人たちと平尾台に遊びに行った際、「陶芸体験」なるものができることを知り
「せっかくだから。」とチャレンジしてきました。
「焼き上がりまで3か月ほどかかります。」と言われて
「クリスマスプレゼントになるね!」と楽しみにしていたのに、待てど暮らせど連絡来ず。
・・・もしや忘れられてないかしらー?と不安に思っていたところ
新春早々、待ち望んでいた連絡が来ました。

なんだか幸先がいいぜ!
と、嬉しくなり、早速、引き取りに向かうことに。

しようと思ったのです。が。問題がひとつ。
前回、平尾台を訪れたのは昨年の秋。
私ときたら、昨年末にきちんと忘年会に参加し、由緒正しくお酒を呑み
たくさんいろんなものを発散し、昨年のことを綺麗さっぱり忘れたばかりなのです。
年が明けて気持ちも新たになってしまったのです。
昨年、訪れた平尾台までの道を覚えているとは到底、思えない。
迷わず行けるかどうかすら怪しい・・・。

不安になったため、地元友達に「着いて来てくださいなー。」とSOSを発信。
幸い、実に親切な地元友達は、嫌な顔ひとつせず、「ええよ~。」と快諾してくれました。

よかった!これで安心!

と、大船に乗った気になって待ち合わせ場所に迎えに行ったというのに、待てど暮らせど友人来ず。
基本的には、本さえあれば余裕で人を待つことができる体質ですが
なにせ今回は昨年末の忘年会直後。
もしや、わたし、友人の顔まで忘れちゃったんじゃなかろうか。
もしや、あそこに立っている(私にとっては)まったく見覚えがない気がする
高校生っぽい子が友人だったりするんだろうか・・・。
と不安になり、待ち合わせ時間を10分ほど過ぎたころ、おずおずメールを送りました。

あのー。。。。
もしかして、わたし、(友人の)顔を忘れているのかもしれないのですが。
まったくもって見つけられず、です。いずこにおられます?

と、自分でも情けなくなるような文面でメールを送信したところ。
「ごめん!!今、起きたっ!!!」という電話が速攻かかってきました。

よかったーーーーーーーーーーーーーーーー!
私、友人の顔、忘れてなかった!!!

と、本気でほっとした私は、
人としてどこかが(主に記憶力が)壊れてしまってるんじゃなかろうか。
と自分の人間性に不安を抱く2014年の年始めとなりました。

とはいえ、合流した友人は全力で謝ってくれたし
「悪かった!」と思うが故、なのか私の不安材料いっぱいの運転を暖かく見守ってくれたし
(たいていのことは笑って受け入れてくれる幼馴染ですら、若干、いらいらする時があるというのに!)
予想通り、私は平尾台に向かう道をこれっぽっちも覚えていなかったので
友人に着いてきてもらうことにしていて、本当によかった!と自分の判断力に自信を深められたし、
実に幸先の良い2014年の年始めとなりました。

なおかつ、
待ちに待っていた陶芸たちは、私の予想していたものより300倍ほど素敵なものだったし
地元友達も「こんなにかっこいいものができあがっとるとは思わんかった。」と絶賛してくれたし
新春の平尾台は景色も空気も爽やかだったし、実に気持ちの良い2014年の年始めです。

と、言い聞かせています。
次の月曜日(明後日なのか・・・)のことはカンガエナイ、カンガエナイ。
「始まり」とかいう言葉なんて見えないふりをするのです。