のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

Q10(キュート)

2012年09月18日 23時08分36秒 | テレビ鑑賞
■Q10(キュート)
■2010年秋クール 日本テレビ土曜21時
■出演
佐藤健、前田敦子、蓮佛美沙子、賀来賢人、柄本時生、高畑充希、細田よしひこ、
福田麻由子、池松壮亮、田中裕二、小野武彦、薬師丸ひろ子、白石加代子

■感想 ☆☆☆☆☆
夜なべ作業として行っていたバザーポスターの色塗り作業のお友達だった作品。
色塗りしていたら、最終回まで見返すことができました。
前田さんもAKBを卒業したことだし、久々に見返したいな、と思っていたのです。
久々にドラマを楽しんで、やはり木皿泉さんの脚本は大好きだな、と思いました。
変に作りこみ過ぎない自然体の言葉で、
確かに!と共感できるモノローグがドラマ全体に散りばめられていて
その言葉の数々をそっと抱きしめたい気持ちになりました。
私の中にある大事な部分、やわらかい部分が刺激される感じ。
見終えた後に優しい気持ちになるドラマでした。

そして、前田さんがやっぱりかわいかった!
私は好きと思った人のことはとことん大好きなので、
このドラマで前田さんのことをちゃんと知って以来、
ずっとずっと大好きなのです。

人間が何なのか知らないロボット。
だからこそ、とんちんかんなこともたくさんやるし、
空気が読めていないような発言も重ねてしまう。
けれど、毎日の体験から少しずつ少しずつ人間というものを知っていく。
そんな設定が私の前田さん像と見事に重なってました。
特にとんちんかんというか、変に器用じゃないところというか
人の機微がいま一つよくわからずに対応が不器用なところとか。
そんなキュートがとてつもなくかわいらしく、愛らしかったのです。
ロボットだから感情なんてないはずなのに、
そのロボット(=前田さん)に一番、感情移入してしまいました。
とにかくかわいい。
顔とか姿かたちだけではなく。
新しいことを知った時の反応とか、
とんちんかんなんだけど、丁寧でかわいらしい言葉遣いとか。

Q10が何者なのか、何が目的なのかわからないままドラマを最後まで見続けて。
最終回でその種明かしがされたとき、あまりにあったかいラストで思わず泣いてしまいました。
今回は二度目の鑑賞で、ドラマの内容やあらすじはなんとなく覚えていたため
最終回の種明かしも全部全部知っているのですが。
全部全部知っていても、最終回のあったかさは格別で。やはり泣けました。