のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

面倒くさがりやですから

2007年07月03日 21時39分03秒 | 日常生活
入社以来、割と大きな声を出す機会に恵まれたせいか
どうも声がどんどん変わってきているようです。
小さい頃から、「声がハスキーね。」なんて
まったくもって言われたことがないのですが
ここ数年、
「ハスキーね。」とか
「かすれ声ね。」とか
「風邪ひいた?」とか言われることが多くなりました。

まあ、入社以来、春になると必ず
喉をつぶしていたので、当たり前っちゃー当たり前の声変わりです。

朝起きてから、あまり声を発していないと
特にハスキーさがひどくなるようで
たまに「え?!今更?」というようなタイミングで
毎日、会っているはずの人から
「風邪ひいた?!」と驚かれることがあります。

本日も声を発する機会が少なかったせいか
ハスキー度が高かった模様。
いつも利用している研修施設の営業担当さんからの電話に出たところ
「夏風邪ですか?!大丈夫ですかっ??」
とすごい勢いで心配されました。

ありがたいことです。

こういうとき、サービス精神旺盛なのりぞうは
「違うんです。もともと、こういう声なんです。」
と否定することもできず
「ええ。ちょっと風邪気味で。こほこほ。」
と言ってしまうタイプです。
相手の言葉を否定できない。


・・・単に、否定して、本当のことを説明するのが面倒なだけです。
ナマケモノもびっくりの面倒臭がりやです。

本日、出社すると、先輩がのりぞうもその場に同席して聞いていた
昨日の会議での出来事を臨場感たっぷりに説明してくださいました。

・・・・のりぞうもいたんだけどな。

と、思いつつも臨場感たっぷりのその語り口に引き込まれ
思わず初めて聞くようなリアクションで相槌を打っていると
突然、先輩の動作が止まりました。

「・・・・あれ?
 この出来事って、のりぞうくんも遭遇してなかったっけ?」

ええ。いました。
でも、ワタクシ、記憶力ありませんから。
詳細な部分の確認も兼ねて、また聞いてたんです。

「のりぞうくん。。。優しいねぇ。。。。」

優しい先輩はほろりとしてくださいましたが
単に「その話、伺いました。」って言うのが面倒だっただけなんです。
それに、「記憶力がないから確認してました。」って言うのも
80%ぐらいは本音なんです。




のりぞうは現在
心優しい視点で事態を深読みしてくださる方に
恵まれた環境で働けています。

わたしたちの教科書

2007年07月03日 21時20分03秒 | テレビ鑑賞
■わたしたちの教科書
■のりぞう的2007年春クール5位
■木曜夜22時放送
■出演:菅野美穂、伊藤淳史、風吹ジュン、谷原章介
    志田未来、真木よう子、酒井若菜、大倉孝二、佐藤二朗
■ストーリ
 4月、赴任したばかりの臨時教師の加地耕平のクラスで女子中学生が
 転落死する。事故なのか?自殺未遂なのか?対応に右往左往する教師
 たち。耕平と彼女との接点はわずか数日だったが、思い返せば不可解
 な言動がいくつもあった。クラスにいじめがあったのではないか?
 さまざまな疑問に困惑する耕平に対し、副校長は言う。
 「余計なことは何もするな、今は事態の収束に専念しなさい」
 一方、弁護士、積木珠子は、たまたま目にした新聞記事でこの出来事
 を知る。実は、転落事故にあった女子生徒と珠子の間には「ある関係」
 があった。珠子は、決意の表情で中学を訪れる。真実を知るために。

■感想
 前半は「何かが起こっている」と気付いているのに、見てみぬふりを
 し続ける教師陣や全く反省することのない、というよりも人の痛みに
 気付くことのできない中学生たちに苛々させられっぱなしで、やりき
 れない思いで見てました。
 もう見るのやめようかしら?と挫折しかけたときに第一部が終了。
 第二部になって、俄然、面白くなりました。
 「面白く」はないかな。
 最後の最後まで、ストーリー展開はシリアス。
 面白さのかけらもありませんでした。
 でも、少しずつ変わっていく先生たちに、ほんの少しの救いを
 与えられました。

 「学校」を舞台にしているものの、焦点は教師にあわせ、現在の
 学校教育の問題点と教師たちの抱える課題と教師と言う職業の
 難しさからめをそらすことなく描いてました。

 個人的には、初めてシリアスな役柄を演じられていた佐藤さんの
 迫真の演技が見られた回に大満足。こんなにもシリアスな演技も
 出来る方だったのか・・・・。と目が釘付けでした。
 そして、最近大活躍の志田未来ちゃんの力強い視線にも釘付け。
 あどけない顔なのに、目に力がある。すごいなー。
 でもって、大好きな役者さん、菅野さん。
 彼女の最終回での瞬きもせずにぽろぽろ流した涙と
 自分のナミダにも気付かずに証言者に詰め寄る姿は本当に
 印象的でした。

 終盤が面白かっただけに、若干、最終回のラスト部分、
 話を端折りすぎでしょー!!あの人はどうなったのー?
 というような急ぎ方が残念でしたが、色々と考えさせられた
 ドラマでした。でも、疲れてるとき、心の元気が足りないときには
 あまり見たくないかな。