のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

東京フレンズ(DVDドラマバージョン)

2006年08月24日 23時24分30秒 | テレビ鑑賞
■ストーリ
 高知の実家を飛び出し、単身東京へ向かった玲(大塚愛)。
 貼り紙を見て決めたアルバイト先の居酒屋「夢の蔵」で
 美大生の真希(小林 麻央)、店に入りびたりのOL
 涼子(真木 よう子)、不思議系演劇少女ひろの(松本 莉)
 そして、バンド・「サバイバル・カンパニー」のメンバーたち
 (瑛太、平岡祐太、伊藤高志、中村俊太)と出逢う。
 ケンカばかりしていた、お調子者のギタリストの隆司(瑛太)に
 「玲の声が好きだから」とバンドのボーカルに迎え入れられ
 玲の環境は一変する。
 夢なんて見つからないと思っていた皆が「夢の蔵」で出会い
 夢を見つけていく様子を描いた青春群像劇。

■感想 ☆☆☆☆☆
 全5話のDVDドラマですが、映画化に伴い、
 深夜に放送されていたものを録画して鑑賞しました。
 メンバーが若手ばっかりだったのと、
 主人公が大塚愛さんという女優ではなく
 アーティストさんだったのとで、流し見をしていたのですが
 途中から真剣に見てました。

 面白い!懐かしい!甘酸っぱい!かわいらしい!切ない!

 いろんな感情が楽しめます。
 でも、まったく嫌な気持ちにはならない。
 それは登場人物がみな
 「困ったヤツだけど、憎めないヤツ」だから。
 そして、共感できるから。共感できなくても、
 彼なら、そう考えちゃうだろうな、ということがわかるから。
 私自身が彼らのトモダチのような感覚で
 このドラマを楽しむことができます。

 大塚愛さんの自然な演技はいやみがなく、
 好きな人の前で意地を張ってしまうところなんて、
 微笑みながら見ちゃいます。すっごくかわいい。
 彼女が歌う曲もかわいらしい。
 アルバムが欲しくなってしまいました。

 そして、今やのりぞうの中で大注目の女優さんに
 なってしまった麻央ちゃん。最初は
 「この人、大丈夫?
  この演技でやってけるの?!」
 とどきどきしながら見守っていた彼女ですが
 今やすっかりはまってしまいました。
 彼女が演じる真希ちゃんは、このドラマの中で
 私がもっとも共感できるキャラクターで、
 ついつい力を入れて見守ってしまいました。
 見守っているうちに、かわいくてかわいくて
 あの演技も気にならなくなってしまいました。
 好きな子に対しては徹底的にあまいのりぞうです。

 とにかく面白くて、元気が出る作品でした。
 映画版も見たいな。