のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

節操なしです

2006年08月16日 23時15分02秒 | 日常生活
久しぶりに出社し、同期とお昼を楽しみました。
お盆の話を色々としていると、同期がのりぞうに尋ねました。

「のりぞう、宗教は何?」

うちは父方も母方も浄土真宗です。

「のりぞうは?」

のりぞうはクリスチャン志望です。
まだクリスチャンではありません。
もっとも九月にはとうとう洗礼を受ける予定。

「いいの?墓参りとか迎え盆とか送り盆とか。」

いいのです。確かにのりぞうはクリスチャン(志望)。
でも、のりぞうがお墓参りをしないことで
おじじ様やおばばさまや父上や母上を
悲しませてはいけないと思うのです。

たとえ宗教が違っても、ご先祖様を敬う気持ちは
のりぞうの中に確かにあります。
で、あれば、お墓参りをして
お墓を綺麗に掃除し、ご挨拶するのは当然のことです。

キリスト教を「信じる」気持ちと
ご先祖様を「敬う」気持ちは喧嘩することなく同居しており、
のりぞうの中に矛盾はありません。

そもそも、こういったことにこだわりを持ちすぎて
周囲の人と争ったり、周囲の人を悲しませたりすることのほうが
どこか間違っているような気がするのです。

もっとも、こういう考え方は「ずるい」のかもしれません。
節操がなさすぎるのかもしれません。
けれども宗教との関わり方は人それぞれ。

日本人として、日本の伝統も大切にしたい。
心の拠り所として、キリスト教も大切にしたい。

この先、少しずつ考えは変わって行くかもしれませんが
今はそう思っています。

次は必ず

2006年08月16日 23時04分07秒 | 日常生活
お盆休み初日は母方の祖父宅に集まって
バーベキュー大会でした。

ちびっこが11人も集まっているので大騒ぎです。
なにせ下は1歳から上は11歳まで見事に均等に
各年代が集まり、かつ男女入り乱れているのです。

本当はここに19歳、20歳の大ボス二名がいるのですが
彼らはお年頃のため、忙しく、今回は欠席でした。
というわけで、のりぞうが張り切って
ちびっこたちの遊びの輪の中に。

・・・えー。この時期しか会えないちびっこ連中なので
会えるときに自分の名前を覚えてもらおうと必死なんです。

第一段階。
ちびっこの輪の中に入ることには難なく成功。
ちびっこたちと入り乱れて鬼ごっこにいそしみました。
・・・・ちびっこたちのパワーは果てしない。

そして、いよいよ第二段階。
ちびっこたちにのりぞうの名前を覚えてもらう段です。
幼稚園の先生ばりに声を張り上げながら尋ねます。

「私のー!名前ー!覚えてるー?」

ちびっこたちもNHKの教育番組並みに
口をそろえて答えます。

「わからーん!!・・・誰?」

・・・ええ。そんなもんです。
所詮、半年に一度の縁。
まして、ちびっこの中の更にちびっこ軍団なんて
半年前は満足におしゃべりもできなかったぐらいですから。
ここは丁寧に教えてやらねば。

「のー!りー!ぞー!うー! 分かったぁ?」

「わからーん!」
「のー!りー!ざー!るー!」
「のりぶたー!」
「の、り、け、ん?」
「のりのり?」
「のりひめ?」
「のりかんこ?」

・・・・好き勝手言いたい放題。
最初のほうは明らかに年上ののりぞうをおちょくっていますが
最後のほうになると、おちょくろうとしておきながら
微妙にのりぞうを姫扱いする始末。
てか、最後のほうはもう支離滅裂だから。。。



・・・ちくしょう、かわいいじゃないか。

というわけで、引き続き、一生懸命教えます。

「違うでしょー?のりぞう!わかった?」

「わからーん!のーりーぶーう?」

以下、数行前の会話を繰り返します。
こんな会話を何度も繰り返し、
とうとうのりぞうも宣戦布告を宣言します。

「ちくしょうめい!
 あんたたち、年上の姉さまをなめるなよー!
 お前ら全員、ぶっとばーす!」

ちびっこたち全員、大はしゃぎです。

「ぶっとばして!ぶっとばしてー!」




・・・結局、その後はひたすら
ちびっこたちを振り回したり、高い高いをしたり
おんぶしたり、だっこしたり、しがみついてくる
ちびっこを振り落としたりして時間が過ぎました。


本日の教訓:ちびっこたちはぶっとばされるのが好き。
      ぶっとばすときは体調が良好な日にしましょう。


汗だくになって働いた日曜の夜。
母親から深刻な表情でたしなめられました。

「あんた、もう28歳なんだから。
 ちびっこの手本にならんないけんのに
 乱暴な口調を教えたりせんの。」


・・・面目ない。
ついつい同じ目線で対等に立って必死になってました。
・・なのに。
こんなに必死になって教えたというのにちびっこの奴らめ、
帰るときには、またもやきれいさっぱり
のりぞうの名前なんて忘れてましたとも。

次の勝負は半年後のお正月です。

正論です

2006年08月16日 22時38分02秒 | 日常生活
お盆期間中は実家に帰ってました。
正しくは実家経由で父方の祖母宅と
母方の祖母宅に集ってました。
のりぞう一族は幼い頃から、
盆と正月になると集まる習性があるのです。

母方の親戚など母が七人兄弟で、かつ派生分裂しているため
いまや・・・・何人だっけ?と、
真剣に考えなくてはいけないくらい多いのです。
ちびっこ(未成年)だけで13人。
集まるとそれぞれがはしゃいでパワーアップするため
ものすごいことになります。

いえ、ちびっこだけではなく、圧倒的多数を占める
女性陣もはしゃいですごいことになります。
あちらでも井戸端会議、こちらでも井戸端会議
ふと我に返ると、その場のうるささに驚きます。
・・・男性陣がひっそりと片隅に寄り集まるのも納得です。



ガンバレ、日本のおとーさん。。。。

そんな賑やかな中、あちらでじじ様がこけてしまわれた
というニュースが伝令により伝えられました。
今までてんでばらばらにしゃべっていた
一族の女性陣は血相を変えてじじ様の元に駆け寄ります。

「じーちゃん、大丈夫ね?」
「どこでつまづいたんね?」
「だけん、ひとりで動かんで、うちらを呼びっち
 言い寄るんに、やせ我慢してから。」
「どこね、どこね?ここでつまづいたんね?」
「違うっちゃ!ここっちゃ!」

・・・・大騒ぎしすぎて、収集がついていない状態です。
つられて駆け寄ってきた孫も心配そうに尋ねます。

「じいちゃん、大丈夫?血、出た?」

騒動の中心にいるじじ様は憮然として答えました。

「そりゃ、血が出るくさ。人間やけん。
 血が出らんで、他のもんが出たら困ろうもん。」





・・・・うん。そりゃ確かに困る。
うちのじじ様、娘や息子や孫に囲まれて
まだまだ達者に生活しております。