東京-大阪 単身赴任 旅物語

2003年10月1日から2012年9月30日まで経験した単身赴任。帰省旅行の思い出と、お得情報を綴っています。

ブルーな日曜日(2)SignetでANA150便を待つ

2009-02-22 22:00:00 | ANA

Signetにて復路:2月22日(日)      →関西空港 :関空快速 関西空港 →羽田空港 :ANA150便(P) 運賃:¥780+¥15,100

【ブルーな日曜日(1)ANA150便飛ばず】からの続き....とりあえず、Signetに入ろうとすると、

”出発が遅れておりましたANA148便は、間もなく皆様を機内へとご案内いたします、...”とアナウンスがあり、Signetから、ゾロゾロと乗客が出てくる所に出くわした。

Signetお陰で、混んでいると警告されたラウンジ内は、いつもよりちょっと多い位の人口密度。それにしても、グラス置き場がかなり荒れているので、つい、先程までかなりの混雑だった事は想像に難しくない。

珍しく、トマトジュースとおつまみを取って席につき、パソコンを起動する。

そして、手葺きを探すが、...どこにも見あたらない。先程の乗客達が全部使ってしまったのだろうか?

”遅れておりますANA150便は、出発時刻が分かり次第、皆様にお知らせいたしますので、今暫くラウンジ内でお待ち下さい”とアナウンスが流れる。

数名の乗客が苛立ってGHさんに詰問していたようだが、残りの大多数の乗客は、全く動じず、落ち着いたそぶりを見せていた。

小生もその中の一人、この時は、楽観的に、22時過ぎには出発するだろうと信じていたので。

Signet気分転換にニコチン補給のため、ガス室に入る。

ここから眺める様子は、普段の日曜日と全く変わらない。唯、時刻は間もなく21時40分であるが。

再び、席に戻り、パソコンで作業を続ける。そしていつもの習慣でJALとANAのサイトを開き、明日、月曜日の早朝便の空きを調べるも全て×××になっている。

空席待ちをすれば、なんとかなると思うのだが、羽田から会社まで2時間以上掛かる。9時には出社するべき用事を抱えているので、何とか今晩中に移動しないと。

そして、偶々運行状況のページを開いて目を疑った。

ANA150便の出発予定時刻が22:50となっている。

そして、間もなく再びアナウンスが入った。
”本日もANAをご利用いただき誠にありがとうございます。遅れておりますANA150便の関西空港出発予定時刻は、只今の所22時50分、22時50分を予定しております。””お急ぎの所、出発が遅れます事をお詫びいたします。なお、ご搭乗の際に、おひとり様¥5,000をお渡しいたします。...”

急に、頭に血が上った。

関空出発22時50分という事は、羽田到着は間違いなく24時を過ぎる。とすると、空港で夜明かしするか、タクシーで帰宅するか、それくらいしか手は無い。搭乗時に¥5,000払うと宣言すると言うことは、羽田からは勝手にして。と通告しているに等しい。¥5,000貰ったところで何の足しにもならない。

こりゃ、あかん。

急いでパソコンを鞄にしまい込み、食器を片づけて、そそくさとラウンジを出る。”ありがとうございました。いってらっしゃいませ。”の一言が、この時ほどアホらしく聞こた事な無かった。

件の乗客は、まだ、GHさんに噛みついていたようだ。気持ちは分からなくないが、早めに動かないとなす術が無くなってしまう。

時刻は間もなく22時

早足で、到着口へ向かい、制限区域を抜けてしまった。

さて、これからどうするか?
【続く】

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