東京-大阪 単身赴任 旅物語

2003年10月1日から2012年9月30日まで経験した単身赴任。帰省旅行の思い出と、お得情報を綴っています。

対岸の火事

2007-05-27 21:07:00 | JAL
午後6時まで羽田発便の全便欠航 システム障害で全日空(朝日新聞) - goo ニュースJAL192便@関空
復路:5月27日(日)
     →和泉府中 :快速日根野行き
和泉府中 →関西空港 :はるか53号
関西空港 →羽田空港 :JAL192便(J)
羽田空港 →京王八O子:空港バス

運賃:¥780+¥730(マイル→JP決済で航空運賃は¥0)+¥1,700

本日昼間、ANAで大規模なシステムトラブルがあり、羽田便が多数欠航したらしい。

ニュースでは、羽田2タミの混乱ぶりが放映されていた。影響は今夜~明日も残るとのこと。トラブルに巻き込まれた方々は、本当に大変だったことと思う。

幸い、今宵は、JALで帰京する予定なので、直接的な影響は無いだろうが、もし、昨日なら、小生も影響を受けていた可能性があり、全く、他人事とは思えない。

だからと言って、ANAを責めるとか批判的な事を述べるとかいう資格は無いのだが、もし、小生が同じトラブルに巻き込まれたとしたら...、直ぐに良い答えが思い浮かばない。なんせ、チェックインすら出来ないのだから。せめて、紙の搭乗券があったらJALにエンドースするなど、手はあるだろうが。

トラブル対応力を高めるためには、予約/決済リスト、できればWEB領収書をプリントアウトして持参しておくのが望ましいのだろう。できれば、そのまま係員に手渡せるように2枚持っていたらベストか。そうしたら手書き処理でで何とかなりそうな気がする。

この種のトラブルは何もANAに限った話では無いはず。つい先日、新幹線でも発生した。JALだって充分起こり得る話である。いざとなったら紙である

それと、不謹慎だが、あのような混乱下で、上級会員の待遇がどうだったか非常に興味がある。カウンターは長蛇の列。電話も通じない。人によって言うことが違う。こんな時にダイヤモンドカードを振りかざして、列に割り込んでいったら、きっと袋叩きに遭うのだろうな。でも、本当は、混雑時こそ上級会員のメリットを活かしたいのだが...


さて、今宵も先週と全く同様に、19時20分に自宅を出発し、和泉府中からはるかに乗車する。目敏く女性車掌がやってきて、直ぐに特急料金を徴収される。1円玉と100円玉を間違いそうになって、少し焦る。
はるか車内


りんくうタウン駅で注意していたが、流石に、ラピードの姿は無かった。先週、はるかがラピードを抜かしたのは、やはりダイヤ乱れの影響だったのだろう。

関空では、野次馬根性丸出しで、ANAのカウンター付近を少し覗いてみる。ニュースで周知されているためか、搭乗客は殆ど居らず、特段、混乱は無く至って平穏。しかし、お詫びのポスターすら掲示されていないのは、どうしたものだろうか?
ANAのカウンター@関空


実際、今宵のANA150便の出発は、遅延、22時15分と表示されている。かなり遅い。
案内表示


セキュリティチェックを終えて、いつものように、フライトポイントタッチ。とうとう、フライトポイントが200Pを越えた。5,000マイル相当である。タッチするだけであるが、馬鹿にはできない。その後さくらラウンジに入る。

ワンパターンである。

いい加減、おつまみには飽きてきてしまったので、今宵は一袋だけにしておく。こころなしか、若干、先週よりも空いているような気がする。今宵も、JAL192便は26番からの出発なので、睡眠薬を少し頂いて、20時45分にさくらラウンジを後にする。

今宵の翼はJAL192便である。ANAのトラブルの影響か、満席となっている。
JAL192便@関空


ANAのトラブルの影響は無く、当便は、定刻2分遅れで出発する。睡眠薬の効果で、動き出してから一瞬、カクン、となった。離陸後はフルにリクライニングするものの、NHKニュースが気になったので、起きてスクリーンに目をやることに。

ちょうど、その頃、チーフがメモを片手にやってきて、隣客、そして小生に挨拶をする。クラスJ全員ではないので、明らかにJGCメンバーへの挨拶である。

小生も、リクライニングを起こして、軽く会釈するが、この方、見覚えがある。そう、当便がバードストライクに遭遇したときもこの方と一緒だった。

暫くすると、NHKのニュースが始まる。トップニュースはやはり、ANAのシステムトラブルであった。うーん、JAL機でANAのトラブルの報に接するのは、なんとも複雑な心境である。

もし、JALでシステムトラブルが起きたら、同様にNHKのトップニュースになるだろう。その場合、やはりJAL機内で放映するのだろうか? と、つまらないことを考えてしまう。

ドリンクサービスの時に、同様に、名指しで挨拶を受けて、小生も軽く会釈する。小生もだいぶ慣れてきて、特に緊張しなくなってきた。やはり、こちらからも素直に感謝の意を表すのが良いのではないかと思う。横柄な態度を取るオヤヂを見ることもあるが、そんなの論外である。

降下が始まってからは、久しぶりに激しい揺れに見まわれる。天気は良いのだが、季節の変わり目ゆえ、気流が不安定なのだろう。

今宵も、A滑走路に、と期待していたが、着陸したのは、C滑走路。2タミ側である。

ANAがトラブっているのだから、2タミ側のC滑走路はANAを優先すれば良いのに、なぜ、こんな時に限ってC滑走路に着陸するのか??と素人考えで訝しく思ってしまう。管制は管制の都合があるのだろうが。

昨年イヤというほど味わったように、1タミまで延々タキシングする。お陰で、定刻より7分遅れて、22時22分に到着。京王八O子へのバスは諦めて、少し早足でチケット売り場へ。1タミは、大した混乱は無く普段通りの混雑である。

チケット売り場は空いていて、直ぐに買えそうだったのと、出発時刻まであと4分あったので、やっぱり京王八O子行きのバスに乗ることにした。

そして、チケットを奪い取るように掴んで、4番ターミナルまでダッシュである。なんとか間に合った。小生の後からも一人やってきて、2分遅れて出発。チケットが買えれば、なんとかなるのかも知れない。

バスは、思いの外混んでおり、一人がけは不可能。そこで、お姉さまの横の席に着席する。よろしくお願いします。

今宵のバスの運転手は、かなり慎重な運転ぶりで、いつもの爆走感が無い。途中、一カ所渋滞したが、まずまずの流れである。バスの中では、一心に紀行文を作成する。

やっぱり、このバスは便利である。23時40分に京王八O子駅に到着。いつもより10分遅いが、それでも充分早い。

そして、24時前に帰宅。全く普段通りである。隣のANAが凄いトラブルに見舞われている割には、至って平凡な帰京の旅であった。

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