東京-大阪 単身赴任 旅物語

2003年10月1日から2012年9月30日まで経験した単身赴任。帰省旅行の思い出と、お得情報を綴っています。

早朝、神戸空港へ

2006-06-17 06:50:00 | SKYMARK
SKY101@神戸空港
往路:6月17日(土)
京八王子→羽田空港第1:空港バス
羽田空港→神戸空港  :SKY101便
神戸空港→三ノ宮   :ポートライナー
三ノ宮 →大阪    :新快速長浜行
大阪  →天王寺   :大和路快速
運賃:¥1,700+¥7,000+¥320+昼得切符+¥380

6月のJALバーゲンチケットシーズンはまだ続いている。従って、先週同様、金曜夜のJAL1321便で帰郷しても良かったのだが、何か悪い予感がしたのと、バーゲンチケットとはいえ、¥9,500もするので(といっても、充分、安いのだが)2の足を踏んだ次第である。

SKY101便搭乗券一方、小生のような銭無しトラベラーにとって目が離せないスカイマークエアラインズは、6月に入って、とうとう神戸便のスカイバーゲンを止めてしまった。恐らく、充分、周知させることができたという判断だろう。その代わりかどうか分からないが羽田発の早朝便(SKY101便)の前割7を¥7,000という驚異的な価格に設定した(7月13日まで)。これは、昨年の関空行き早朝便¥7,400よりも安い。

堺市民にとっては、神戸空港着だと、交通費が若干嵩んでしまうのだが、それでも総額で1万円以内に収まる。また、神戸空港が小さいのと爆速新快速のおかげで、時間的にも、関空と比べて+30~40分程度であり、価格を考えると利用価値は充分あると思われる。

7月14日以降の、SKY101便の運賃は、7月14日~27日:¥9,000、7月28日~8月21日:¥10,000、8月22日~31日¥9,000と設定されており、青春18きっぷが使える時期に、この値段では、あえて利用する気にならないが、秋が深まると再び運賃が下がる可能性が高いので、今後の動向に注目したい。

さて、金曜日の夜、疲れていたこともあって、夕食後、目覚ましをセットして直ぐに眠ってしまった。ここまでは良かったのだが、なぜか24時前に目が覚めてしまい、そこから、荷物整理等々をしていたために、結局、朝まで起きていた。

4時30分発の空港バス@京王八王子バスターミナル。外は既に明るくなっている。早朝4時過ぎに東京宅を出発し、4時30分、京王八王子バスターミナルから羽田空港行きのバスに乗車。前回このバスを利用したのは寒い2月であったが、やはり初夏ということもあってか、比較的乗客は多い。

おまけに前回と違って、1ランク下のバスで運用されており、座席の質は劣る。それでも、なんとか2席占有出来る程度の乗車率であったので、中央高速に入ってからは予定通り曝睡できた。

羽田空港北ウィングの光景終点羽田空港第1ターミナルには、5時45分頃に到着。ターミナルビル内には、すでに多くの人がいる。まだ、6時前なのに、なぜ、こんなに多くの人がいるのか、いつも不思議に思う。

久しぶりに、黄色艶やかなスカイのカウンターに並ぶ。ここにも福岡便、札幌便を含めて多くの乗客が並んでおり、係員が対応に追われている。しかし、カウンターの数もそれなりにあるので、特に、待ち時間が長いとは感じない。このあたりは、よく考えられていると思う。

スカイマークのカウンターなお、スカイのカウンターは向かって左側が当日分、右側が予約済分であるので、並ぶときには列を間違えないようにしたい。

自分の番になって、予約票を提出し、チェックインする。SKY101便は、激安価格を設定するくらいだから、恐らく、空席は多いだろうと期待していた。よって、機内でぐっすりと眠るために "どこでも良いから、空いていそうな所をお願いします"と言おうと考えていた。

出発表示。神戸便は空席少々となっているところが、出発表示を見ると、空席状況は、"少々"となっている。たしか、機材はB737で3+3のシート配列のはず。この状況なら、3列シートにびっしりと3人で座る覚悟が必要である。

従って、通路側の席を発券してもらうことにした。

お子さまコーナーと寝心地の良いソファースカイのカウンターの向こう側にある、北の端の手荷物検査ゲートは空いているので、ここでチェックを受け、カードラウンジが開く6時までは、近くにあるお子さまコーナー保護者席(=寝心地の良いソファ)でまったりと過ごした。

開店直後は、受付が混雑するので、6時5分過ぎにラウンジへ入り、先ずPC電源のある席と、朝だけサービスの"クロワッサン"をキープして、紀行文の構想を練る。

ラウンジにて喉が乾いていたこともあって、ジュース2杯とコーヒーと、少し飲み過ぎた感じもするが、スカイマークにはドリンクサービスが無いので、その分、事前に補給しておいたようなものである。

6時25分にラウンジを出て、搭乗口へと向かう。例によってバスで駐機場に連れて行かれて、タラップを登って...というシーンを想像していたのだが、予想に反して、搭乗口は22番。北の外れであるが、そんなに不便な場所ではない。

22番搭乗口6時35分頃に搭乗開始。最初に席番17以降の乗客を搭乗させるなど、なかなか気が利いている。スカイマークもサービス改善に取り組んでいるのであろうか。

神戸便に用いられている機材は、B737。導入してまだ間が無く、車でいうと新車状態のはずである。

ただし、これは、仕様なのかも知れないが、座席の幅が狭い? 恐らく、在来線特急よりも若干狭く、4列シートの観光バス並か? 背もたれが高いために見た目の狭さを感じてしまう。シートピッチ(座席の前後間隔)には特に不満はないのだが。この3列シートに大人が3人座ると、かなり窮屈であろう。JR東日本の新幹線とは違って、一応、肘掛けがあるのが救いと言えば救いではある。

実際、今朝のSKY101便は、満席に近く、3列シートに乗客びっしり状態である。小生の隣は、礼儀をわきまえた細めの兄ちゃんでまだ良かったが、デブデブおじさんが3人並んでいる箇所もあり、それはもう見ているだけで...。

B737型機SKY101便は、ほぼ定刻に羽田を出発。これは意外。以前のスカイマークでは、定時出発は珍しかった。

毛布を借りて、機内睡眠に備える。なお、当便では飲料水のペットボトルを¥100で販売するとのこと。これは良いサービスと思う。いざと言うときに助かる。

離陸後、暫くすると記憶を失う。そして、着陸案内で寝覚め、あっという間に神戸空港に着陸した。熟睡していたため、羽田→神戸を瞬間移動したような気分さえする。おかげで、機内の窮屈さに苛まれることもなく、小生にとっては快適なフライトであった。

SKY101便、神戸空港到着SKY101便は、ほぼ定刻、8時ちょうどに神戸到着。定刻に羽田を出発したのだから当たり前と言えば当たり前であるが、立派である。ローコストでかつ正確であるなら、これほど利用者にとって有り難いサービスは無いと思う。

空港が小さいおかげで、8時9分発のポートライナーには余裕で間に合う。到着から10分で接続交通機関に乗換可能な空港は神戸空港をおいて他に無いのではないか? 7月からポートライナーもPiTaPaに対応する(当然、ICOCAもOK)ので、乗換は一層便利になるだろう。

乗換の便の良さ、時間的に都心に近いことを、神戸空港、あるいは乗り入れる航空各社は、もっとアピールして欲しい。

ポートライナーは、偶々クロスシート車だったので、最後部の座席に座り、背面展望を楽しんだ。

前回、神戸空港から出発した時には、夜だったため、景色を楽しむ術もなかったが、今朝は天気もまずまずということもあって、ポートライナーの車窓、朝の港の風景はなかなか素晴らしかった。神戸空港からの風景よりも、こちらの方をお勧めしたい。

三宮に到着し、ここで爆速新快速に乗り換えて、一路大阪へ。土曜日とはいえ、新快速は混んでいるが、なんとか着席できた。速いが高いJR。金券ショップで事前に購入した昼得きっぷを活用して、コストダウンを図っているのは言うまでもない。

9時前に大阪到着。八王子から4時間半、羽田から約2時間である。かつてのスカイバーゲンほどではないが、これで総額1万円もかかっていないのだから、破格のサービスと言える。

大阪環状線で天王寺へ出て、そこで、7月の旅に向けて雑用をこなし、10時頃に帰宅。途中で熟睡したとは言え、睡眠不足のため昼寝をし過ぎてしまい、家族の顰蹙を買ってしまったが、個人的には快適な旅を楽しむことができた。

以前、散々貶した神戸空港ではあるけれども、ポートライナーから見る港の風景を求めて、また訪れてみたいと思う。

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