東京-大阪 単身赴任 旅物語

2003年10月1日から2012年9月30日まで経験した単身赴任。帰省旅行の思い出と、お得情報を綴っています。

優等生に生まれ変わったJAL194便

2007-06-10 22:07:00 | JAL
久々のJAL194便@関空
復路:6月10日(日)
    →関西空港 :関空/紀州路快速
関西空港→羽田空港 :JAL192便
羽田空港→浜松町  :東京モノレール区間快速
浜松町 →東京   :京浜東北線
東京  →八O子  :中央線快速高尾行き
運賃:¥780 +¥6,900(残りはIC決済)+¥960

約2ヶ月前、翼を選択する時に、192便にしようか、はたまた194便にしようか随分と迷った。6月に入ってから、192便の機材はMD81に変わってしまい、クラスJが消え去ってしまったからである。

全くもって、JALの機材運用は理解できない。日曜日21時台の関空→羽田便は極めて需要が高いはず。なぜ、5月同様、B767で運用しないのか不思議である。

いつもいつも隣席をブロックしてくれる保証があるのなら、迷わず192便を選択したのだが、そのような事は望み薄である。それで、今宵は、覚悟を決めてJAL194便で帰京することにした。

ANA976便が廃止されてから、最近の194便の遅刻は随分とマシになってきたようである。かつては、散々な目に遭ってきたが、羽田発23時28分のモノレールに間に合うなら、あるいは、最悪でも23時35分の新宿行きのバスに間に合うのなら、中央線の快速で八O子まで行けるので、JAL194便を利用する価値はある。


さて、先週より、30分ばかり遅く、20時頃に自宅を出発する。

天気予報では、所々で集中豪雨とのことであったが、今のところ、雨は止んでいる。

鳳から、関空/紀州路快速に乗車。日根野で切り離された後ろ3両は、全くの空気輸送状態になり、ボックスを作ってまったり過ごす。突然の不通で痛い目にあったことは数知れずあるが、こんな時には、阪和線沿線に住んでいて良かったと思う瞬間である。
日根野からは関空快速はガラガラ


関空に到着後、まずは、ANAのカウンターに立ち寄る。次の金曜日に使う航空券を、ご利用券で決済するためである。予めチケットを持っていたら、1タミに直行してAMEX定食を頂くことも可能だろう。

改めてチケットを見ると、キチンとPLTの文字が印字されており、ニンマリとする。プラチナカードはまだ自宅には届いていないが、これで優先搭乗もSignetもOKのはず。
ANAのチケットにはPLTの文字が


JAL側にまわって、今宵のチケットを出力し、空いているセキュリティチェックを通過して、例によってサクララウンジへ。丁度、192便の搭乗が始まったこともあって、ラウンジはかなり空いている。機内で熟睡するために睡眠薬を服用しながら紀行文を作成する。
サクララウンジサクララウンジ


ところで、無線LANサービスが提供されているサクララウンジではあるが、ここからだと絶対、接続できないサイトがある。

それは、http://www.ana.co.jp/

サクララウンジでは、ANAのサイトをブロックしている。

つまり、サクララウンジから、ANAのサイトはブロックされているのである。その他、Yahooは繋がるが、GOOはダメ。実は先週も何度もトライしたが、やっぱりダメだった。ご存じの方は多いのかも知れないが。うーん、しかし、いくらなんでも、そこまでやる必要は無いと思うのだが。

搭乗時刻が迫るにつれて、サクララウンジは混み合ってくるので少し早めに退出する。

今宵の翼は、JAL194便である。搭乗開始は定刻20分前。かなり早い。
JAL194便


ANAだと、スターアライアンスゴールドメンバーの優先搭乗、のタイミングで搭乗する。当機はクラスJ、一般席とも空席は充分あるようで、乗客はパラパラと搭乗してくる。

定刻より数分早くドアクローズ。ひと頃の遅刻常習犯時代には考えられなかった事である。

そして、ラッキーな事に小生の隣は空席。クラスJを2席占有して極めて快適。上着を羽織って、大の字になってお休みモードに入る。2週連続で隣席ブロック状態である。

眠りは浅いが、睡眠薬のお陰で意識モーロー状態で過ごす。半分眠ったような半分起きているような状態である。

ドリンクサービスは全く夢の中で、2週連続でおやすみシールを頂く。

機内ではこんな調子。そして着陸のショックで目を開ける。時刻は23時10分。外を見ると、スカイマークの機材が見えて一安心。どうやらA滑走路、1タミ側に着陸したようである。この辺の配慮もひと頃と全く違う。

23時13分、スポットに到着。定刻より7分も早い。おまけに到着ゲートは14番。1タミのど真ん中である。出口に近いのでバスやモノレールへの乗り換えも楽々。

JAL194便、旧称JAL1322便、偉いぞ、何時の間にか優等生に生まれ変わった。


モノレール乗り場へ行き、久しぶりに、モノレール&山手線内割引きっぷを購入。トイレに行ける余裕で23時28分の区間快速モノレールを捕まえる。モノレールは混んでいたが辛うじて着席。

ここまでは、順調に行ったが、実は、この先、浜松町で難関が待ち受けている。

わずか2分の乗り換え時間で、京浜東北線を捕まえないと、24時01分発の高尾行き中央線快速に乗り継げないからである。

以前は、もう少し余裕があったと思うのだが、この春のモノレールのダイヤ改悪で乗り換え時間が短くなった。

天王洲アイル出発後、立ち上がり、準備運動を開始する。いきなりダッシュすると怪我をする。そして、浜松町到着が近づくにつれて、徐々にドア付近にすり寄っていく。

ドアが開く。

浜松町ダッシュ開始である。

久しくモノレールに乗っていなかったものだから、出口に一番近い扉を間違えてしまった。4号車真ん中~浜松町寄りの扉に立つべきだった。

駆け足で階段を降りる。なんか、大垣バトルを思い出す。そして、JRのエスカレータを駆け上がり、ホームへの階段を再び駆け下り、...

セーフ。まだ、電車は来ていない。

しかしなぁ...いつも、帰京の旅は、どこかで走る羽目になってしまう。これも宿命か。

後は、京浜東北線、中央線と乗り継いでいく。当然、始発から乗車するので、良い席に着席できる。車内では紀行文の作成に余念が無い。新宿で、予想通り、酔っぱらいが何人も飛び込んで来る。が、終電では無いので、混雑は知れている。
中央線快速高尾行き@東京


かつて、ANA976便で帰京していた頃は、いつもこの列車に乗車したものである。あの頃は、飛行機で帰京することが贅沢だったのに、今や、ラウンジでまったりとして、クラスJでないと満足しない体になってしまった。

しかし、今から思うと、あの頃は、少しでも安く旅をする事ばかり拘って、マイルを貯めてお得に旅することに全く気づかないでいた。飛行機は贅沢な乗り物という固定観念がそうさせたのだろうか。

中央線は、相変わらず酔っぱらいの巣窟だが、それでも、三鷹付近からはかなり空いてくる。

八O子到着そして八王子到着は25時01分。機内で半眠しているので、元気充分である。時刻が時刻なので、京王八O子からタクシーで帰宅。到着時刻は、25時15分。

かつての遅刻常習犯は、優等生に生まれ変わったようである。運賃も安く、定時運行の可能性が高いのなら、これに勝るサービスは無い。これからは、194便も帰京の候補に挙げるようにしたい。

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