東京-大阪 単身赴任 旅物語

2003年10月1日から2012年9月30日まで経験した単身赴任。帰省旅行の思い出と、お得情報を綴っています。

ダイヤモンドプレミアラウンジをハシゴする

2007-06-09 06:43:00 | JAL
北ゲート内のダイヤモンドプレミアラウンジ
往路:6月9日(土)
京王八O子→羽田空港 :空港バス
羽田空港 →関西空港 :JAL173便(J)
関西空港 →     :関空快速天王寺行き
運賃:¥1,700+¥5,900+¥780

空はどんよりと曇っている。幸い、雨は降ってはいないようである。

3週連続で、京王八O子バス停からいつもの始発の空港バスで羽田まで。

バス停では、きちんと列を作って並ぶのが常識だろ?バスターミナルが停留所になってから、色々と困ったことが起きている。

例えば、バス待ちの列。

バスターミナル時代は整然と順番通りに並んでいたのだが、今や、歩道の上の普通のバス停なので、並ぶ場所がはっきりしなくなっており、荷物が大きいこともあって、列がかなり乱れている。乗客が少ない場合は良いのだが、時として混む場合もあるのだから、乗客同士のトラブルを招きかねない。

荷物を積み込む係員は、今まで同様、バス停で待機しているのだから、ぼーっとバスの到着を待つのでは無く、その間きちんと乗客の整理にあたるべきではないか≫多摩バス。

今朝も、小生は、いつもの席に陣取って、眠りにつこうとするのだが、近くに座った縞シャツのデブ男とその連れ(もちろん♂)が五月蠅い五月蠅い。どうやら、これからの旅行の事でハイになっているようだが、回りの状況を見ろと言いたい。

もちろん、小生は、ムーンライトながら等の夜行列車でこのようなシチュエーションを何度も経験しているので、強力耳栓は常備している。耳栓をすれば話し声はロードノイズレベル以下になったので無視したが、これ以上騒いでいたなら、きっと、”ちょっと、あんたら、...”で始まる関西弁で丁寧にかつ低めの声で注意していたはずである。

別に、輩の話し声のためでは無いが、やはり、3週連続で、バスでは不眠である。以前から、眠たいのに眠れない病?に悩まされることがあった。自分のブログを読み返していて、昨年の丁度今頃、夜行列車で眠れなくて苦しんでいたことを思い出した。季節柄だろうか? なんとも困ったものである。

途中、新宿付近で渋滞に巻き込まれる。暫くするとパトカーのサイレンが鳴り響いてきた。恐らく、事故でもあったのだろう。渋滞こそしていたが、一応、動いていたので余り心配はしなかったが、もし、車線が全て塞がってしまったらどうするのだろうか? 

大抵の場合、後の便への変更は不可能である。となると、恐らく、JGCのデスクに電話をして、事情を説明して、ダメ元で頼み込むことになるのだろうな。きっと。

なんとか、渋滞を抜けて、いつも通りの走行になる。ずーっとアイマスクをしているのだが、やはり、体内GPSが敏感に反応して、現在地点はほぼ正確に分かる。悲しいものである。

暫くして、羽田到着のアナウンスが流れる。2タミを経由して1タミへ。時刻は5時42分。いつもより約10分遅れている。工事や事故で車線規制されていても、朝一番なら、遅れは15分以内に収まるようなので、やはり、空港バスの値打ち大きい。

今朝は、なぜか、南ウィングに停車したので、南でチェックインし、初めて南のDPラウンジから入場することにした。
今朝の南ウィングの様子。


この時期、土曜早朝の南ウィングは空いていることが多いのだが、今朝は人が多い。
ダイヤモンドプレミアラウンジ南への入り口


自動扉を潜って、中に入ると、北とは違って左側に受付があり、ここで資格チェックがある。そして、左へ廻って検査場でチェックをうけるのは、北と変わることは無い。

しかし、チェックが終わって、自動扉を抜けて、ちょっと面食らった。いきなり、目の前に、ジュースサーバーや食器台が表れたからである。そこを通って暫く進むと、ラウンジがある。

北に比べて狭い。もちろん、満席では無いのだが、この微妙な席の埋まり具合で、人のすぐ隣に座る訳にも行かず、適当な空間を探すのに手間取った。

結局、居心地が今一なので、スカイタイムとショコラ2つを頂いて、直ぐに退散した。

新大和とルシエールを右手に、北ウィングへ向かう後から思えば、食器台の反対側がビジネスコーナーだったので、ここに陣取ったら良かった。北のDPラウンジの場合、ビジネスコーナーと食べ物コーナーとの間に微妙に距離があるが、南のDPラウンジは至近距離である。だたし、ビジネスコーナーでおつまみをぼりぼり音を立てて食べると顰蹙を買うので注意が必要だが。

時刻は、5時55分。ここで、一度、到着ロビーで出て、新大和へ行くという悪巧みが一瞬、頭を擡げたが、残念ながら到着出口のシャッターは降りたままである。この時刻に到着機はあろうはずは無いので当然と言えば当然だが。

ゲート内さくらラウンジ/DPラウンジの入り口。入り口はさくらラウンジと共通。右手に新大和ル・シエールを見ながら、北ウィングゲート内のDPラウンジへ向かった。ここも初めてである。

ゲート内のDPラウンジは、入り口はさくらラウンジと共用であるが、中で分かれている。

入室したときには、6時30分の伊丹行きJAL101便の乗客が居たためが、ここでも自分の場所を探すのに手間取った。

とりあえず、ミルクとプレインスコーンとおつまみを手にとって、着席して、朝食の続きを始める。

6時15分を過ぎると、嘘のように、ガラガラになる。やはり、JAL101便の乗客が退いたためである。
北ゲート内DPラウンジ。JAL101便出発後は空いている。
ソフトドリンクバは、カードラウンジの方が充実している?


窓側の見晴らしの良い場所に移って、まったりとしながら、スコーンをほおばる。
見晴らしが良い。
見晴らしが良い。


続いて、エスプレッソとおつまみ、トマトジュースと、朝のフルコース?を堪能する。ダダで満腹になるのが嬉しい。DPラウンジのインビテーションカードの期限は9月までなので、精々、利用し尽くさないと。

関空行きのJAL173便の出発に合わせて、6時25分頃にDPラウンジを後にする。

今朝も、当便は21番搭乗口。北の端まで行かないといけないので、結構遠い。JALANA関空行きを冷遇し過ぎである。せめて、伊丹行きの隣くらいから出発させても良いのでは?
羽田21番付近

旧スーパーシート。古いが、柔らかいのでお気に入り。先週と同じ便の同じ席に座る。いくら、この場所が気に入っているとは言え、自分でもちょっとどうかと思う。残念ながら、CAさんは、先週と違う人であった。チーフは初めて見る方だが、小生に毛布を渡してくれた人は、見覚えがある。

当機は、定刻2分前に出発し、素直に1タミ側A滑走路から離陸する。

離陸直後は、雲の切れ目にあたっていたためか地上の景色がよく見えたが、直ぐに、雲の中に入っていった。ここで、一応、睡眠体制に入るが、予想通り眠れない。

ドリンクサービスでは、お茶を頂く。最近、小生のJALに対する忠誠を理解していただいたためか、名指しの挨拶を受ける頻度が高くなってきた。隣のアンちゃんへのサービス順は小生の後で、また、一般的な挨拶しか無かったので、きっとこれが、巷で言われるJGCメンバーへの儀式なのだろう。
機内の様子


クラスJへのドリンクサービスが一通り終わった頃から、急に揺れが激しくなる。

ベルトサイン点灯し、サービスも中断。その頃から、小生も、今一度睡眠にチャレンジするが、意識ははっきりしている。

一度ベルトサインが消えたが、間もなく、着陸態勢に入るとのことで、再びベルトサインが点灯する。相変わらず揺れは続く。眠れないので、窓の外から景色を眺める。丁度、和歌山海南市上空から紀伊水道にさしかかる辺りを飛行している。

雲の切れ目にいくつもの漁船が間近に見える。細波が陽の光を受けて瞬いている。海と空の景色である。睡眠不足で重たい頭に一服の清涼剤のように思えた。

伊丹便は陸の景色である。それに対して、関西便、神戸便は海の景色が楽しめる。

今朝は、降下に入ったあたりから、珍しく機内BGMを盛大に流している。曲名は知らないし、ANAで流れている葉加瀬太郎のanother skyほど有名では無いような気がするが、関西-羽田間で、着陸前に何度と無く聞いてきた曲で、心に染みついている。一度、曲名をJALに聞いてみることにしたい。

厚い雲の層を突き抜けて、関空に着陸。到着は定刻の8時丁度。
JAL173便@関空26番


先週と同様に国内線最南端の26番スポットに入る。

8時32分の関空快速に乗る予定をしていたので、先を急いでも仕方が無い。一度、荷物整理をして、ゆっくりと出口へと向かう。
出口までの遠い道のり


カードラウンジに寄ろうかとも思ったが、とすると、帰宅が10時過ぎになってしまうので、そのままJRの駅へと向かう。予定通り、空いている関空快速に乗って、一応、眠ろうとするが、やはり眠れない。
関空快速@鳳


鳳で、乗り換えて帰宅。自宅到着は、9時過ぎであった。明日、日曜日は不安定な天候になるとのこと。遅い便で帰京するので復路がちょっと心配である。


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