往路:11月15日(土) 京王八O子→羽田空港 :空港バス 羽田空港 →伊丹空港 :ANA013便(P) 伊丹空港 →あべの橋 :空港バス 天王寺 → :快速日根野行き 運賃:¥1,700+¥16,100+¥620+¥210
ANAの予約システムはどうも胡散臭い。
無断で予約を消したり変えたりするようである。
例えば、予約を入れたのを忘れて、同じ便を予約してしまうと、一方の予約を削除されることがある。
これは、勘違いしたこちらに非があるのだから仕方が無い。一人2席の予約を許してしまうと、おかしな事になってしまう。
しかし、機材変更の時には、全くもってANAのやりたい放題やってくれる。今年の11月からSFJと提携したため21時台の便が大きく変わったが、その影響でなんと、旅割予約を無断で消された人が居るらしい。
予約を消された訳では無いが、小生も一度憂き目に遭っている。
その時はB767-300のお得な一般席9Aを指定していたのだが、突然B777に変更されてしまった。
機材が変更されても座番は元のまま9Aだが、同じ9Aでも座席は雲泥の差がある。この時は、既に予約決済しているのにも関わらず、座番が変更された訳では無いので、ANAからは何の連絡も無かった。
そして、今回、元々神戸行きANA411便Pクラス予約していたのだが、決済する段になって、リストを見ると予約が消えている!!
あれー? 期限を間違えて、飛ばしてしまったか? と思ったのだが、良く良く見ると。身に覚えの全く無い、普通運賃(座席未指定)の予約が一つ入っていた。なんで????? 再び予約し直そうか思って確認すると、機材変更があったようでPクラスが無くなっていた。
機材変更が偶にあるのは仕方の無い事だし、事情は理解できる。が、問題はその時の対応である。機材変更があったらあったで速やかに教えて欲しいのだが、ANAからメールが届いたのは、翌日になってからであった。
Pクラスが無いなら、神戸行きに搭乗する意義もあまり無いため、伊丹便ANA013便P特割を予約しよう...と思ったら、既に◆状態であった。
早めに機材変更を通知してくれたら予約できた可能性が高い。せめて、機材変更や欠航で予約を失った時には、携帯電話で伝えて欲しい。
ANA013便P特割は、プラチナの威力??で、結局、3日前に空席待ちが落ちてきたのだが、3列の真ん中しか空いていない。なーんか、また、ANAにしてやられたような気がするが、当日朝、カウンターで座席変更出来る可能性もあるので、出発前日まで粘って、結局これで決済する。
幸先が良くない。
さて、当日、早朝3時30分に起きて、WEB上で座席を変更しようとすると、...ラッキーな事に窓側が空いていた。ので、空かさず座席変更。できればK席が良かったのだが、この際、真ん中で無ければ何でも良い。
いつものように、朝一番の空港バスに乗車する。
睡眠薬を服用して、バスに乗車したお陰で、立川付近から完全に意識を失う。
2タミ到着のアナウンスで起きるが、まだ寝足りないので、先週同様終点の1タミまで行く。
1タミでは何もする事は無いので、到着ロビーまで降りて、トイレを済ませ、一番端の目立たないベンチを選んで休憩。
先週同様、無料連絡バスで2タミへ戻り、専用保安検査場を抜けてANAラウンジ本館を訪問。
保安検査場を抜けるときに、チェックインが未だなのか?、はたまた資格が無いのにここを通過しようとしたのか?は不明だが、2人連れが門前払いを喰らっていた。
専用保安検査場の係員は真面目にチェックしているようである。
今朝のANAラウンジ本館には、クッキーも沢山用意されていた。
2つ3つ皿に取って青汁と一緒に頂く。青汁を、う~ん、もう一杯、飲むと睡眠薬の副作用はかなり癒えてきたので、先程のクロワッサンをここで頂く。
6時40分過ぎに、ラウンジを退出して搭乗口へ。伊丹便はラウンジ近くから出発するので、ちょっと早過ぎた。
搭乗口近くは、例によって、黒山の人だかりが出来ており通行の妨げになっている。このあたり、ANAは改善するつもりは全く無いみたいである。
小生も群の中に紛れ込んで優先搭乗で改札を潜ろうとするが、...小生の前に居たオバサンが弾かれてしまう。
”只今プレミアムメンバーの優先搭乗中ですので、暫くお待ち下さい”と言われて、何か言いたそうな顔をしていた。
ANAのGHさんもJAL同様、優先搭乗をきちんとチェックしているようである。
着席して、CAさんと挨拶を交わして日経新聞を貰う。
当機は、顰蹙な遅刻乗客を待って、定刻をやや遅れて出発。
ANAなら、時間にルーズな乗客は見捨ててさっさと出発して欲しい所であるが、滑走路混雑のため、どうせ定刻に出発しても直ぐに離陸出来ない。と、いう判断が働いたかどうかは不明である。
せっかく窓側席が確保できたのだが、今朝は生憎の曇り空なので、新聞を読み耽ることにする。
ベルトサインが消えて、機内食が運ばれてくる。
今朝の朝食はキノコのクリームスープとパン。
このスープと言うか、具沢山なのでシチューと言っても良い程なのだが、は非常に美味しい。キノコの風味がクリームと相乗効果で、類い希な新鮮さ+味わいを表現している。
少し温めだったが、恐らく、飛行時間が短く揺れの多い機内で、この温度で一番美味しくなるように調製しているのだろう。と勝手に推測する。
ご馳走様でした。
食後に、毎度お馴染みの 札幌をとわの野菜味噌が配られた。
この野菜味噌、機内で味見する分には良かったのだが、自宅へ持ち帰って、家族が試食すると...
”何、これ、焼き肉のたれやん”
と、一言。そう言えばそうだ。我が家の冷蔵庫に眠っている、エ○ラ黄金のたれ と似たような味がする。
ここ暫く、焼肉の機会が無かったから、新鮮な感じがしただけである。という事で、野菜味噌、まだ数個残っているが、これは、次回の焼肉の機会に使うことにしよう。
ところで、小生の隣の客が機内販売で何か購入している。
これ自体、珍しい事でも何でも無いが、その時にCAさんが、”わぁ~、プレミアムパスの方にお会いしたのは初めてですぅ”と言って、いたく感動していた。
小生も、一体、どのような方がプレミアムパスを購入されるのか非常に興味があったが、ノーネクタイで背広を着た、50代のごく普通の紳士であった。
300万円と言っても、一ヶ月だと25万円、月に10回以上Pクラスに搭乗するなら元は取れるので、そう考えると、驚く程の事では無いかも知れない。
と、言っても、小生には、絶対、絶対、縁の無い話ではあるが。
今まで、雲の上を滑るようにスムースの飛行してたが、降下に際して、突然、大きく揺れる。
雲塊を突き抜けると眼下に大阪の町並みが広がっている。
いつもいつも思うのだが、エクセルの3次元グラフ(それこそ、マンハッタングラフという別名もあるようだが)のような空間を降りていくのは非常におもしろい。
車や電車が走っている様子が手に取るように分かる。
地上に居ると騒音で鬱陶しい事もあるが、機内からだと、これが伊丹便の楽しみの一つになってしまう。
出発の遅れが響いて、若干遅れて伊丹空港に到着。
ラウンジオーサカでニコチン補給をして、あべの橋行きのバスに乗る。
今朝は、意外と乗客が多い。いつもなら、この時間帯なら5名程度しか待っていないのに、その3倍はいて、列が出来てしまっている。一体、どうした事だろうか?
しかし、幸いな事に、次の北ターミナルでは多くは乗ってくる事は無く、当然隣は空席で、ゆったりと市内へ向かう。
阪神高速は極めてスムーズで、25分程度で、あべの橋に到着。
そして、空いている日根野行き快速に乗り、9時過ぎに帰宅。
昼食時に、家族に、勿体ぶって出した、札幌をとわの野菜味噌に関しては、先述の通りの評価であった。