東京-大阪 単身赴任 旅物語

2003年10月1日から2012年9月30日まで経験した単身赴任。帰省旅行の思い出と、お得情報を綴っています。

羽田空港バス不正乗車取り締まり

2007-03-19 21:02:00 | ANA
ANA414便@神戸
復路:3月19日(月)
    →三ノ宮  :新快速網干行き
三宮  →神戸空港 :ポートライナー
神戸空港→羽田空港 :ANA414便
羽田空港→京王八O子:空港バス
運賃:¥780+¥9,700+¥1,700

金曜日に引き続き、月曜日も大阪で会議。

お陰で、日曜夜もゆっくり過ごすことができた。休みを挟んで、偶々別の会議が重なっただけであるが、ラッキーと言うかアンラッキーと言うか。ANAの搭乗回数で2回分、損をした感じがする。

在阪の事業所から関空までは距離があり、また、航空運賃の関係もあって、今回は神戸発の便を予約している。

今宵の翼はANA414便である。

新快速@三ノ宮駅仕事が終わって、例によって同僚を捲いて、三ノ宮まで。久しぶりにJR西日本が誇る爆速 新快速に乗車したが、見事な俊足ぶりに感動する。

と言っても、トラブルが無ければ、であるが。

ポートライナー三宮駅前夕食は神戸空港で済ませるつもりだったので、その足で、ポートライナーに乗り換えて、一路神戸空港まで。

3月も間もなく終わるというのに、六甲山から降りる風が少し冷たい。

日曜と違って、通勤客で混雑するかと思っていたが、19時台のポートライナーはガラガラである。通勤時間帯のはずなのに何か変である。いつもこうなのだろうか?

神戸空港には20時前に到着。出発まで1時間以上あるので、昨年夏に続いて、神戸空港のオマヌケぶりを記録しておく。
ANAのチェックイン器で発券神戸空港名物アースウオッチ。現在20時10分前

1.ポートライナー乗り換え口が非常に分かりづらい。
ポートライナー出入り口は、まるで防火扉唯一、まともなアクセス手段であるポートライナー駅への連絡出口が、防火扉のような頑丈な扉で遮られている。もちろん、自動扉であり、人が立つと開くのであるが、これは出入り口には見えない。2階出発口からポートライナーに乗ろうとすると、連絡出口を探してウロウロすること請け合いである。

透明のガラス扉にするのが普通ではないのか??

2.バスはほとんど走っていない
バスの便数をもっと増やすべき1階に降りると、バス乗り場があり、時刻表が掲示されている。

ポートライナーが、唯一まともなアクセス手段と言ったが、一応バスも走っているらしい。しかし、時刻表を見よ。遠目には白の部分がほとんどで、黒い点がポツポツと見えるだけ。万一、ポートライナーが止まったら、文字通り、孤島になってしまう。

3.エスカレータ
エスカレーター狭すぎる3階に上がって、食事をしようとエスカレータを見て愕然とする。

急ぐ人は左という関西ルール。急ぐ人は右という関東ルール。ここ、神戸空港ではどちらも通用しない。

なぜなら、幅が極狭で、一人しか立つことの出来ないエスカレータしか存在しないからである。スーツケース持参の際にはエレベータを利用した方が良さそうである。

とまぁ、こんな具合である。

何度も書いたが、神戸空港は都心から近く、近畿の3空港の中では一番便利なはずはのだが、そのポテンシャルが全く活かされていない。

なんか、優秀なんだけれども、上司がアホで能力が活かされていない部下を見るような心境になる。

やり手の民間企業に経営を委託すれば、もっと良くなるのに、と思うと非常に残念である。

うどん屋 たもん庵さて、食事は、3階のうどん屋たもん庵にて。

よくあるセルフタイプのうどん屋であるが、ここも問題あり。うどんが全く素であったこともそうだが、べとべとに濡れた手で配膳するものだから、食器に滴が移ってしまい、非常に気持ちが悪い。

濡れた手を拭いてから配膳するのが常識だろう!!

カツ丼定食、大失敗!!その場で文句を言っても良かったのだが、開き直られたらシャクなので、我慢した。が、やっぱり旨くない。その割に、決して安いとは言えないのも気に入らない。

こんなことなら、駅の立ちソバの方がよっぽどマシである。2度と立ち寄ることはしないだろう。

ANA414便食後は、屋上に上って、少し夜風に吹かれることにした。寒いけれど、気持ちがよい。眼下に見えるANA414便は出発準備中である。

流石に、月曜日だけあって、空港内は閑散としている。セキュリティチェックも並ぶことは無い。同様に出発ロビーもあまり人気が無い。BLUESKYANAFESTAの店員も手持ちぶさたである。

出発ロビーは閑散としている。まぁ、小生にとっては、閑散としているのが、何よりも嬉しいのだが。

ベンチに座って紀行文を作成して気がついたのだが、神戸空港は無線LANが使い放題であることに気がついた。これは、なかなか気の利いたサービスである。

ANA414便早速、当ANA414便の座席の埋まり具合を見るが、空席が多い。特に、中央列はガラガラである。これは、快適な旅が楽しめそうだと俄に期待が高まる。

実は、スーパープレミアムシートにアップグレードしようかと迷ったのだが、食事が無いことや(茶菓はあるが)、恐らく空いているだろうと予想したので、アップグレードは見合わせたが、正解だった。

5番搭乗口、搭乗の列なし出発20分前、20時45分に搭乗開始。スターアライアンスゴールドメンバーの優先搭乗も一瞬で終わり、すぐさま、一般搭乗開始。

あれっ、もう、搭乗して良いのだろうか? と、戸惑いを隠せない。

万一の混雑を考えて、小生は、トイレ壁前で2人掛けになっている座席を指定していたのだが、空いているので、回りにはほとんど乗客が居ない。やはり、中央部の4人掛けの部分は全くの空席である。

空いている機内4月より、ANA414便B767で運航されるようだが、なぜ今の時季B777で運航しているのか甚だ疑問である。ひょっとして、神戸空港一周年記念ツアーでも当て込んでいて、見事に宛が外れたのだろうか??

当機は、定刻よりも約3分早く、21時02分に出発。

神戸空港は、それほど広くないはずなのに、滑走路までたどり着くのに、意外と時間が掛かったような気がした。

2席使って爆睡離陸後、かなりの急角度で上昇する。残念ながら翼に遮られて夜景は良く見えないが、仕事の疲れもあって睡魔が襲ってたので、センターの肘掛けを上げて2席使って眠ることにする。おやすみなさい。

その後、記憶が蘇ってきたのは、着陸態勢に入った頃。これだけ熟睡できたのは久しぶりである。

間もなく、羽田空港が見えてきてすぐに着陸。

到着は21時10分。早着に加えて、出口近くの59番ゲートに到着したので、余裕で21時25分発の八O子経由高尾行きの空港バスを捕まえることができた。

流石、定時運行のANAである。

八O子方面高尾行きバス到着空港バスも、比較的空いており、余裕で2席使えて、快適この上なしである。

バスでも少し、眠る。

高尾行き空港バスは、中央道日野、JR八O子駅北口、京王八O子バスターミナル、高尾駅の順に止まる。23時過ぎに最初の停留所、中央道日野に停車する。

ここで運転手が叫ぶ”日野でお降りの方、おられませか? 3名ほどおられるはずなのですが、日野でお降りの方!! おられませんか??”

だれも居ない。

”だれも居ないので、出発します”

あちらこちらで笑い声が起きる。

空港リムジンバスの発券システムは、券売機と連動しており、行き先毎に人数が登録されているようである。

ここで、小生はピンときた。羽田空港から八O子までは¥1,700なのだが、中央道日野までなら¥1,500で、¥200安い。

つまり、本当は八O子あるいは高尾まで乗車するくせに、中央道日野までの切符で乗って¥200を浮かそうとするセコイ輩が3名乗っているということであろう。

もちろん、小生はきちんと払っている。言うまでもなく、結局、キセルは高くつくからである。

通常、降車時には、運転手は、トランクの荷物の出し入れに忙殺されるため、切符がチェックされることは殆どない。よって、このようなセコイ輩が蔓延るのだろう。

でも、今宵は、何か雰囲気が違う。

八O子インターで中央道を降りて、JR八O子駅北口に停車。”降車時にお手持ちの乗車券を拝見させていただきますので、ご提示をお願いいたします。”と運転手が叫んでいる。よく見ると、運転手の他に乗務員がもう1名乗り込んでいる。

この停留所では、特に、何事も無かったようで、乗客と荷物を降ろして直ぐに発車。

しかし、今になって思えば、小生の前に座っていた中年夫婦が、なにやら、顔を見合わせてソワソワしていたようであった。

次の停留所は、小生も降りる、京王八O子バスターミナル。

降車時、小生は、京王八O子までの乗車券を提示。何となく、威圧的で愛想の悪そうな運転手である。昔の国鉄職員を思いだした。

?そして、小生の背後に、”きっぷを紛失した”と申告する人々が丁度3名いたようで、足止めを食らっている。

中央道日野までの切符で乗車した人数とぴったり合う。

3人が3人とも、上着の脱いでポケットを探したりしてようであるが、どう見てもわざとらしい。その後の詳細は不明だが、”いつもなら、降りるときに、切符見ないでしょ”と、逆切れしているオッサンの声が聞こえた。

?やめた方が良い、大人げない。下手すると告訴されるぞ。

バスは、いつもよりかなり長く、10分以上停車してようである。野次馬根性で遠目に眺めていたが、丁度、路線バスがやってきたので、早々に切り上げた。

しかし、きちんと正規運賃を払っている者からすると、キセルはビシビシ取り締まれと言いたい。

正直者がバカを見ることだけは絶対に避けて貰いたいものである。

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