山間の木立に絡みつき、豊かに実った 「あけび(開美)」。
さわさわと、風に揺れながら、みのりの秋を迎えました。
やがては、猿の群れが来て残らず食べて行くことでしょう。
でもひと時、心を和ませる、微笑ましい姿です。
木漏れ日の中で、つややかに実った可愛らしい 「さんざし」です。
花が咲き実がなる、草木の命,人の命、みんな同じだと思います。
変わりゆく季節、移りゆく命に、ひと時向き合ってみると、
当たり前のこととは思っていても、自然の偉大さに感動します。
今年は夏の暑さのせいか、実ものが豊作です。
「豊か」って本当にいい言葉ですね。
家の前の石垣の「くさぼけ」も沢山に実を付けました。
程よい頃を見計らって、ボケ酒を造ります。
酸っぱいけれど、香りのよいお酒が出来ます。
山に住む楽しみの一つです。