山の奥の細道から

今日からブログを始めました。 山野草が好きでこんなタイトルをつけました。

野菊のきせつに、、、

2021-10-12 17:16:04 | 旅行

肌寒い神無月のそぼ降る雨の中で

草木はひとしお憂いの表情を見せてくれます

 

家の前の十三重の塔に絡んだツタが真っ赤に紅葉しました

根を地につけない草木はいち早く紅葉するのでしょう

時はすべてのものに等しく流れます

年月は移ろう 留まることなく変わり続ける

確実にすべての命の姿を変えてゆく

人も又同じサイクルの中に有るのでしょう

 

マツムシソウに一羽のツマグロ豹門蝶が止まって熱心に吸蜜です

昆虫達もあとわずかな日にちの中で

子孫を残さなくてはなりません

草木がそうであるように昆虫達にとっても

秋は大切な時期なのでしょう

 

野菊の美しい季節になりました

「のこんぎく」 です

野原に群れ咲き秋風に揺れる姿から

コロナ禍を乗り越えて必ず明るい未来が有ると

前向きに生きていく姿勢を感じます

花ことばは 忘れられないおもいで、長寿、幸福だそうです

菊の原種とも言われます「りゅうのうきく」 です

名前の由来は南アジアに自生する竜脳に香りが似ているからだそうです

この花は山門下のお観音様の前に群れ咲いておりました

先日上からのぞいてみますと

すでに階段を二段程上っていて

その逞しさに驚かされます

 

「のぎく」 です

秋のたそがれ時はひっそりとした佇まいの中にどことなく寂しさが漂います

このような野菊がそこかしこに咲いているところに住めることはありがたい事と

思っています

 

花弁の先がラッパのように咲きます「ツツザキヤマジノギク」です

絶滅危惧種と言われております

最近群生地を護っていた方から

水害に有って流されて、、、、と聞きました

なかなか難しいものです

草花の真剣な生きざまを見てかんどうです

清らかに澄み渡るひんやりとした空気の中に

可憐な花姿は人気です

四季折々に美しい変化を見せてくれる日本の野に咲く草花が

季の移ろいをいちはやく感じわたしたちに

自然の素晴らしを教えてくれています

今は盛んになく虫の声も

もうじきに聞こえなくなるでしょう

 

先日友達にお願いしておきました「ざくろ」 です

さっそく友達が届けて下さいました

ヨーロッパの方ではこの実の中に沢山の種が有りますことから

子孫繁栄の縁起物と言われて

結婚式には必ず登場するそうです

我が国ではもっぱら美肌効果、アンチエイジング等と言われておますが

あの甘酸っぱい実は秋の味覚の一つですね

さっそく パソコンで調べてきれいの洗って皮ごとに細かく刻んで瓶に入れて

上からひたひたに酢と、氷砂糖を少し加えて

ザクロ酢を作りました

これが 三月程経てば立派なザクロ酢が出来上がりです

酢のものや、ソフトドリンク等にして

さてその効果は、、、、、、、?と思っていますが

お楽しみに、、、、(私も)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
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