山の奥の細道から

今日からブログを始めました。 山野草が好きでこんなタイトルをつけました。

夏はきぬ

2021-06-07 09:30:15 | 旅行

梅雨も来ないにのに早や夏の花が咲き始めました

 

今年も見事に華やかに「ぐびじんそう」 です

この美しさには驚くべき裏切りの歴史が有りました

がいかの戦いで劉邦に勝利を収めました項羽は

戦勝の喜び浸っておりました

この時 楚の国の劉邦の家臣が 「このまま項羽を勝たせておいては後のためにはならない」と

言う家臣の進言であっさりと和議は破られます

戦に負けたことを悟って項羽は

最愛の愛妃に「虞や虞や汝をいかにせん」と

言いますと即 虞は「私も死にます」と 答えて命を絶ったそうです

今でも「四面楚歌」と言われて四字熟語で項羽の驚きと悔しさを表しております

このドラマチックなお話は

一九〇五年夏目漱石さんが朝日新聞で 虞美人草として連載されました

人気を博して小説になり映画化されたようです

花の赤さはそのまんま虞妃の色と言われているそうです

数年前に比叡山から頂きました「セッコク」です

湿度温度がこの時期の有っているのでしょう

やっと花を見ることが出来ました

家の門前のさくらの木の枝において目を凝らしてみますと

咲く花に命の力を感じます

寄生蘭で薬草にもなっているそうです

花ことばはそのまま 元気付けるだそうです

 

 

初夏を代表する様な花「カルミア」です別名「アメリカシャクナゲ」です

北アメリカの原産で大正時代に日本に来たそうです

金平糖のような蕾も可愛くて

レースの日傘をさした美しい女性を連想させてくれるようなはなです

花ことばもすてき優美な女性だそうです

 

早春の頃に若芽が美しくて投稿しました「きしょうぶ」 です

やっぱり花の方が華やかでいいですね

日中の暑さから逃れて水辺にまっすぐに息ずく菖蒲の姿に心癒される

そんな季節になりました

以前にササユリ会で息吹山に行っったことがありました

珍しい「あざみ」と思って種をとってきました

アザミはイギリスとスコットランドとの戦で

このとげでスコットランドをイギリスから守ったそうです

そのためにスコッとランドで国花となっているそうです

アザミは日本では胃腸の薬草となっております

因みは息吹山は織田信長公の薬草園だったそうです

世が世ならバッサリと首をはねられているところです

「やまぼうし」です真中の丸い部分が花で

周りの花弁に見える部分が頭巾に見えてヤマボウシと言われているそうですが

我が家はピンクなので一寸法師の頭巾らしくないですね

ミズキ科で花ことばは友情です

 

耳を澄まして目を凝らして見て

人類はこれまで多くの困難を乗り越えたのだから

きっと大丈夫 季節の花や自然の恵みと言った

不変のものを大切にして 心にゆとりを持って

生きることが大切なのでしょう

 

梅雨を前にしてどうぞ程よい雨でありますように、、、、と

祈らざるをえまん

コロナだけでも大変ですのでどうか 二,三,重の苦になりませんに、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
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