山の奥の細道から

今日からブログを始めました。 山野草が好きでこんなタイトルをつけました。

爽やかな五月空のもとで、、、、

2021-05-13 09:20:10 | 旅行

五月ともなりますと若葉がひときわ命の輝きを感じさせてくれます

 

始めて栽培しました「ハッカクレン」 です

初めての花ですのでとても楽しみにしていました

早くから蕾がいくつも葉の下にブル下がる様にしていました

開花してそれは赤紫の不思議な花です

一寸毒々しいと思ってパソコンで調べましたらやはり

アルカイドと言われる毒性の花でした

ハッカクレンは花よりもむしろその葉の方に魅力が有ります

つやつやとした大きな八角形の葉は生花の材料とて使われるようです

 

 

おなじみの「かくれん」です

かさのような大きな葉の下で可愛い花です

一人で静かにしおらしく咲いています

ハッカクレンを調べておりましたら

カクレンも同じ仲間だそうです

するとこれも有毒植物?と驚きました

ただ見た目が可愛いだけで一度そんなことを思ったことが有りません

まさに人は?見あけによらぬもの

との昔の言葉を思い出しました

又だからこそ自然界で生き延びているのでしょう

 

以前にこの花が好きで遠回りして

群生地を眺めて楽しんでおりました

ある時この花が一本のみ早く実っておりましたので

その種を頂いてきて庭に播きました

だんだんと殖えてきまして

やっと投稿できるようになりました

この明るい紫の花は別名「しょかつさい」です

あの有名な軍師諸葛孔明明が広めたことによるそうです

花ことば孔明にあやかって知恵の泉だそうです

 

以前は山中にそこかしこ自生しておりました「しゅんらん」 です

乱獲でほとんど自生は見られません

小さいながらも清楚で慎ましやかな花姿に人気が有ります

爽やかな新緑 朝澄んだ空気を胸一杯に吸って目覚めの深呼吸で体をリセット

 

緑に囲まれた庭でひときわ華やかな「はなずおう」 です

これもまた中国原産でマメ科の植物だそうです

この木でイエスの弟子ユダが首をくくって自害したそうで

花ことばも「うらぎり」だそうです

こんなにも美しいはななのに、、、

 

夏の兆しをはらんだ風が木々の間から「ライラック」の花を優しく揺らしています

風に揺れるたびに優しいあまい香りが漂います

あまい香りはそのまま香水の原料ともなるそうです

今に咲く花はどの花も香りがよいですね

花々はその香りで昆虫を誘っているのでしょう

逞しい植物の知恵とも思えます

 

丸いつややかな葉を鏡に見立てうつむいて咲きます「いわかがみ」 です

秋になりますとこの葉が紅葉して又違った趣が有ります

この下向きに咲く花は蜂蝶は吸蜜出来ますが

蟻などは蜜を吸うことが出来ません

これもまたいわかがみの工夫の様です

因みに花ことばは忠実だそうです

 

深山に美しく咲きます「にほんしゃくなげ」 です

この花標高が高くて湿度が高い余り危険なところに咲きますので

高根の花の言葉の語源だそうです

 

コロナは私達にとって未曾有の不安と心配をもたらしています

しかし私達の二千年余の歴史を思います時

先人の労苦に中にはもっと厳しくて困難な時代があったことでしょう

例え身体的な間隔はすぐに戻らなくても

お互いに心の間隔は縮めて

マスクの下の不安が見えないふりをしないで

皆で支え合い乗り越えて生きましょう

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
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