山の奥の細道から

今日からブログを始めました。 山野草が好きでこんなタイトルをつけました。

時代の流れの中で

2018-03-15 15:52:29 | 日記
三月十五日は我が寺院のねはん会です
何故一か月遅れて行うかと申しますと
昔は子供たちの楽しみなおやつだったからです
余り寒い時では子供たちにかわいそうだからというご先祖様の計らいです
私はおよそ半世紀にわたって義母の教えの様に耳たぶくらいの硬さにこねて頑張って来ました
なかなかこれが難しくて毎年出来具合が違います
およそ四年ほど前病を得て嫁が代わってこねるようになりました


私は孫たちと色付けをしながら義母から聞いた昔話をします
大変な食糧不足の時代に如何に子供たちが喜んでいたか……と





お花餅をきれいに飾ってお釈迦様の入滅の掛け軸の前でお勤めをしました
私はどうこれからも今のように豊かな時代が続ずきますように
子供たちがおなかをすかせるようなことが有りませんように・・・・と手を合わせました
昔懐かしいと言って下さるご近所に分けてあげました

毎年新聞で等に取り上げられております蔵と紅梅を見せて頂きました



立派なお蔵に又樹齢三百年とも言われます紅梅です目を閉じればふわ~と梅の香りが漂ってきます
地主さんからお茶を頂きながら昔の繁栄ぶりをうかがいました
立派な梅やお蔵から想像は出来ますがここもまた時代の流れの中でだんだんと変わってきますが
やはり蔵や梅が物語っています 子孫の頑張りを見守っているかのようです



剪定をした紅梅がいつ咲くかと台所に飾って楽しみにしていました
ようやく開いてあまりのの可愛さにカメラに収めました
お昼ごろになって「今日は結婚記念日だね」と思いだして
今更お祝いも無いけれどこの梅がいわってくれているみたいと話しました
つえをついてもしわが増えても一応二人でいられることは感謝です 身近にも早く伴侶を亡くした方が結構いますので
来年の事は解りませんが・・




我が家の庭もだいぶ春めいてきて「クロッカス』も咲きました色々な花の芽が伸びて日々楽しみです
2~3ページ前のあの雪をかぶった怖い石仏様の頃とは大違いです
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする