雨あがりの午後、
木の葉が降る様に散り始めました。
さっそく箒をもってお掃除に・・・と思って庭に出ますと
思わず「はっ」と息をのむような綺麗な紅葉。
その優雅な美しさには
見ている私も圧倒されてしまいました。
急いで家に帰ってカメラを持ってきましたが
なかなか思うような写真にはなりません。
目の前でハラハラと散っていく 「もみじ」 と 「なつはぜ」
待ったなしのこの現実、
世の無常をしみじみと感じさせられました。
花屋さんの店先に、売れ残って冷たい雨に濡れていました。
その名は 「おきざりす」
嫁いで ?十年
いつも置き去りばかりにされていた私の運命に重ね合わして
かわいそうにと思わず買ってきてしまいました。
図鑑で見ましたら「かたばみ」の仲間で
見かけによらず丈夫で良く殖えるそうです。
「よかった!」 [がんばろうね!」
かくして、 今日も私は 「おきざり(で)す」