大小迫 つむぎの家

よみがえれ!大小迫の里山。 人と人、人と自然をつなぎ、つむぐ「つむぎの家」

裏山のキノコ №6

2011年10月13日 | きのこ

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ニカワハリタケ

苔むした倒木に生えていました。

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ニカワハリタケは、ゼリー状の透明感があり美しい色合いをしています。

別名「猫の舌」と言われ、下面はざらざら感のあるとげが密集していますが、弾力性や透明感と美しい色合いに森の妖精に出会ったような嬉しさでした。

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ナラタケ

土から出ているように見えますが、菌糸が直線状にあり、埋土木からと思われます。

これまでは、ナラタケモドキでしたが、ようやく本物に出会えました。

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マクキヌガサタケかと思われますが、夏から10月に入った今も、時々顔を見せてくれます。スープに欠かせないキノコになりました。

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オサムシの冬虫夏草と思われます。

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オオワライタケ(猛毒)

食べると神経系に作用して中枢が犯され、正常な思考ができなくなって、顔がひきつり「笑っているように見える」からオオワライタケと言うそうです。

猛毒だが、水にさらして食べる地方もあるようです。かなり傘が開き切っていますが、身がしっかりしていて、手のひらからはみ出すほどの束はずっしりとした重みがあり、同定するまではわくわく気分でした。発見から同定までの心の変化を思い起こしながらキノコとの出会いの面白さに浸っています。