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大小迫 つむぎの家

よみがえれ!大小迫の里山。 人と人、人と自然をつなぎ、つむぐ「つむぎの家」

秋の草花 その2

2011年10月20日 | 草花

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ヤマハッカ(山薄荷)

姿はハッカに似ていますが、ハッカのような香気はありません。里地の林縁に群生し、青紫色の唇形花をつけています。

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ヤマハッカの上唇は、4裂して立ち上がり、下唇は船形です。

澄んだ秋空と流れゆく雲に良く似合う花です。

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ナギナタコウジュ

花が、片方にだけ向いて咲く姿をナギナタに例えたもので、香気が強い。藪の中を歩いていて少しでもナギナタコウジュに触れると、独特の匂いを放ちます。

三陸地方の柿の渋抜きにはスイカズラと共に欠かせない植物です。

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ナギナタコウジュは、花は片側に咲き、反り返った花の穂がナギナタ(薙刀)に似ています。

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チカラシバ

土にしっかりと根を張り、人の力では、容易には引き抜けないほど、丈夫な雑草です。

黒紫色のブラシ状の穂をつけ、日当たりのよい草地に生えています。大きな株になってしっかりと根付き、引き抜くにも刈り取るにも厄介な植物ですが、勇壮な姿が大好きです。同じようなブラシ状の穂をつけるエノコログサは秋風に似合う植物ですが大地に踏ん張って、天を仰ぐチカラシバは高い秋空によく似合います。