一昨日の昼休みに行われました綾里小学校児童会主催の感謝祭に招待され出席してきました。
招待者は、日ごろお世話になっている地域の方々と言うことで、通学時の見守り隊や給食を作ってくれる栄養士、手芸や卓球などクラブ活動を指導している方々、歯科検診の先生など12名でした。
全校児童が多目的ホールに集まり、全児童が書いたメッセージをそれぞれの招待者に贈呈し、感謝をする集いです。つむぎの家には5年生全員が寄せてくれた感謝のメッセージを頂きました。
感謝祭で、5年生を代表して読み上げてくれたリョウ君のメッセージです。
リョウ君は、田植えの時、どうしても素足で田んぼに入ることができなかったのですが、稲刈り・ハセかけなどでは率先して頑張った子です。
ユウコさんからのメッセージ。
ユウコさんも始めて田植えを経験しましたが、黙々と植えていたのが印象的でした。
メッセージの裏には「思い出の一場面」が描かれていました。
ユウコさんは、教えられたことを懸命にしていたと思っていましたが、この絵を見るとみんなの様子をよく観察していますね。
レン君からのメッセージ。
レン君は、グリーンウェーブ植樹の際の急な坂道に、木の階段を作ってもらったことが心に残っていたようです。
レン君の思い出の一場面。
植樹をして4か月後の観察の後、キヌガサタケのスープを食べた思いが描かれています。
女の子を代表して感謝祭で読み上げてくれたミイカちゃんのメッセージ。
植樹の際、山で出会った大木「オノオレカンバ(斧が折れるくらいの堅いカンバの木)」の太さと堅さが印象に残ったようです。
ミイカちゃんの思い出の一場面。
ミイカちゃんのお家は津波で流され、仮設住宅暮らしの夏休みに、つむぎの家でキャンプした思い出とその時の体験が、短い文にキラリと輝いていました。
ミノリちゃんからのメッセージ。
ミノリちゃんは、学校の行事以外でも、ミイカちゃんやユウカちゃんたちとつむぎの家によく遊びに来ています。「自然が好きになりました」の言葉は私共への最高のプレゼントですね。
ミノリちゃんの思い出の一場面。
自分が植えたシダレ桜が大きくなって動物たちと一緒に花見をしている夢が描かれています。
ユウカちゃんからのメッセージ。
ユウカちゃんは、人一倍好奇心旺盛な子で、つむぎの家に率先してやってくる活発な女の子です。
全員の感謝のメッセージを載せたいと思いましたが、紙面の関係で一部だけ紹介しました。
感謝祭では、感謝のメッセージを頂いた後は、全員で「怪獣狩りをしよう」のゲームをして楽しく過ごしました。
最後に三浦校長の挨拶があり、「皆さんは、お父さんやお母さんはじめ地域のたくさんの方々に支えられて安心、安全に楽しく学校に通うことができます。言葉は心を現します。”ありがとう”の心を忘れずにいつも感謝して、学校生活を送ってください。」と言うような内容を話され、子どもたちも真剣に聞いていました。
つむぎの家だけではなく、街で出会っても、挨拶がきちんとできる綾里っ子たちですが、いつでも感謝の気持ちの「ありがとう」を心に持ち、健やかな成長をと願った感謝祭でした。
短い時間でしたが、心のこもった感謝祭に出席し、子どもたちから嬉しいメッセージを頂き、幸せ冥利に尽きます。