2月11日からスタートした森林整備の第2弾、南尾根側の杉林の整備が昨日終わりました。
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間伐により、うっ閉していた杉林がすっきりし、夕日を浴びています。
森の入り口、カツラの木から街に向かって見た景色です。ここは冬の時期は陽がささず鬱蒼としていたところです。
樹間を通って日差しが林道まで降り注いでいます。日陰になってかたまっていた雪も融け始めました。
スギ林上の南尾根に広がる雑木林も、林間から見えるようになりました。前日に降った雪が、樹冠を通り抜け、地面はうっすらと雪化粧しています。
杉林の中で天井を見上げると、うっ閉していた樹冠から青空が顔をだし、息苦しさから解き放たれた木々たちが深呼吸しているようです。
今年はスギ花粉の飛散が多いと言われていますが、この杉林は除伐で青々としており、他の山と比べて杉の実も少ないようで、花粉の飛沫もそれほどひどくはない予想です。
昨日の作業の様子、小雪降る中、森づくりに取り組んでくださった作業員の方々です。昨日も氷点下5度の冷え込みの中、朝早くから作業をしてくれました。
今日からは、森林整備の第3弾がスタートします。場所は南尾根散策コースの入り口周辺の立ち枯れや風倒木の片づけと、カタクリ山の不要木の除伐や整備です。
三寒四温の中、里山にも春の兆しが見えてきました。つむぎの家の周りの環境整備も一段と進んできており、小さな生き物たちは冬の眠りから覚め、植物たちは芽生え、芽吹き、次第に緑いっぱいの里地・里山になってほしいと願っています。