大小迫 つむぎの家

よみがえれ!大小迫の里山。 人と人、人と自然をつなぎ、つむぐ「つむぎの家」

綾里の秋葉神社

2011年02月28日 | 綾里の自然

    2011_0227_151223p2270026_2 神社入り口

    2011_0227_151823p2270036_2 社殿(綾里 黒土田)

    2011_0227_152525p2270044 5円玉のお賽銭

秋葉神社は、綾里駅から南に1㎞の高台に鎮座しています。

御神徳は、火の幸を恵み、悪火を鎮め、諸厄諸病を祓い除く、火防(ひよけ)開運の神様として信仰されています。

*秋葉神社本宮は、静岡県浜松市の天竜川の上流に位置する秋葉山をご神体山として、火を司り給う神様です。

    2011_0227_151436p2270028_2 庚申塔の解説板

    2011_0227_151615p2270033 庚申碑

境内には、大船渡市指定有形民俗文化財の庚申碑があり、岩手県で2番目に古い庚申碑(1658年)だそうです。

社殿を見上げるように並ぶ風化した庚申塔群は、語りかけてくるような趣で鎮座しています。


宮野貝塚遺跡(大船渡市指定史跡)

2011年02月27日 | 綾里の自然

    2011_0223_115314p2230037 宮野貝塚遺跡解説

    2011_0223_120520p2230043綾里駅を発車した下り列車

    宮野貝塚を残した人々の、生活の舞台であった台地の一部。

    2011_0223_114049p2230007宮野 貝塚出土品

    2011_0223_114039p2230006 宮野貝塚出土品

    2011_0223_114056p2230008 宮野貝塚出土品

    2011_0223_120944p2230046 人骨出土

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大船渡市指定史跡

*宮野貝塚は、縄文前期中ごろから縄文晩期末のおよそ3500年にわたって生活の場として利用されており、当時の生活を知る三陸沿岸でも例を見ない貴重な遺跡である。

石製の耳飾り、勾玉、貝輪や釣り針、骨角器など、多数出土し、縄文時代の生活の変遷をたどる資源として保存されています。(綾里駅2階に一部展示され自由に見ることができます)


冬の妖精 ムシカリの冬芽

2011年02月26日 | 樹木

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   2011_0224_125320p2240015 ムシカリ(スイカズラ科・ガマズミ属)

ムシカリの由来は、虫が好んで葉を食べるからとか。

別名オオカメノキとも言い、葉が亀の甲羅のように見えるからとも言われています。冬芽は裸芽で褐色の星状毛を密生し、寒さから身を守っています。

妖精の顔に見える部分が花芽で、バンザイをしているのが葉の冬芽です。葉芽が花芽を包み、大事に守っています。

私が冬芽に興味を持つ契機が、残雪の高山で出会った愛くるしい冬の妖精、ムシカリの冬芽でした。


マンサク

2011年02月25日 | 樹木

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裏山のマンサクが咲き始めました。黄色の鮮やかな花弁が天女の羽衣のように風にそよいでいます。

他の花に先駆けて春一番に咲く「まず咲く」がマンサクの語源とか,一芽に3個の花をつけます。

「豊年満作」の語呂からも縁起の良い樹木です。

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マンサクの種がはじけた昨年の殻が残っていました。可憐な花に、このような実ができるとは想像できません。今年の秋にはマンサクの実の観察をしたいと思います。


春の使者  ふきのとう

2011年02月24日 | 草花

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春の使者、ふきのとうが土手の陽だまりに顔を出しました。

つぼみをいくえもの苞でまとい、恥ずかしそうにちょっぴりテレながら顔をのぞかせています。

触れると春の香りが漂ってきました。北国で2月にふきのとうが?

最近新聞で知ったのですが、大船渡市は、岩手の湘南とも言われ、県内で最も暖かい地方だそうです。

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「春の皿には苦味を盛れ」 と言いますが、ふきのとうの独特の香りとほろ苦さを体が欲し、早々にみそ炒めをつくりました。独特の風味に気分が引き締まり、パワーをいただきました。