綾里の秋葉神社 2011年02月28日 | 綾里の自然 神社入り口 社殿(綾里 黒土田) 5円玉のお賽銭 秋葉神社は、綾里駅から南に1㎞の高台に鎮座しています。 御神徳は、火の幸を恵み、悪火を鎮め、諸厄諸病を祓い除く、火防(ひよけ)開運の神様として信仰されています。 *秋葉神社本宮は、静岡県浜松市の天竜川の上流に位置する秋葉山をご神体山として、火を司り給う神様です。 庚申塔の解説板 庚申碑 境内には、大船渡市指定有形民俗文化財の庚申碑があり、岩手県で2番目に古い庚申碑(1658年)だそうです。 社殿を見上げるように並ぶ風化した庚申塔群は、語りかけてくるような趣で鎮座しています。
宮野貝塚遺跡(大船渡市指定史跡) 2011年02月27日 | 綾里の自然 宮野貝塚遺跡解説 綾里駅を発車した下り列車 宮野貝塚を残した人々の、生活の舞台であった台地の一部。 宮野 貝塚出土品 宮野貝塚出土品 宮野貝塚出土品 人骨出土 大船渡市指定史跡 *宮野貝塚は、縄文前期中ごろから縄文晩期末のおよそ3500年にわたって生活の場として利用されており、当時の生活を知る三陸沿岸でも例を見ない貴重な遺跡である。 石製の耳飾り、勾玉、貝輪や釣り針、骨角器など、多数出土し、縄文時代の生活の変遷をたどる資源として保存されています。(綾里駅2階に一部展示され自由に見ることができます)
冬の妖精 ムシカリの冬芽 2011年02月26日 | 樹木 ムシカリ(スイカズラ科・ガマズミ属) ムシカリの由来は、虫が好んで葉を食べるからとか。 別名オオカメノキとも言い、葉が亀の甲羅のように見えるからとも言われています。冬芽は裸芽で褐色の星状毛を密生し、寒さから身を守っています。 妖精の顔に見える部分が花芽で、バンザイをしているのが葉の冬芽です。葉芽が花芽を包み、大事に守っています。 私が冬芽に興味を持つ契機が、残雪の高山で出会った愛くるしい冬の妖精、ムシカリの冬芽でした。
マンサク 2011年02月25日 | 樹木 裏山のマンサクが咲き始めました。黄色の鮮やかな花弁が天女の羽衣のように風にそよいでいます。 他の花に先駆けて春一番に咲く「まず咲く」がマンサクの語源とか,一芽に3個の花をつけます。 「豊年満作」の語呂からも縁起の良い樹木です。 マンサクの種がはじけた昨年の殻が残っていました。可憐な花に、このような実ができるとは想像できません。今年の秋にはマンサクの実の観察をしたいと思います。
春の使者 ふきのとう 2011年02月24日 | 草花 春の使者、ふきのとうが土手の陽だまりに顔を出しました。 つぼみをいくえもの苞でまとい、恥ずかしそうにちょっぴりテレながら顔をのぞかせています。 触れると春の香りが漂ってきました。北国で2月にふきのとうが? 最近新聞で知ったのですが、大船渡市は、岩手の湘南とも言われ、県内で最も暖かい地方だそうです。 「春の皿には苦味を盛れ」 と言いますが、ふきのとうの独特の香りとほろ苦さを体が欲し、早々にみそ炒めをつくりました。独特の風味に気分が引き締まり、パワーをいただきました。