伝えたんく

日々の何気ないできごとに感じた幸せ

今はなき・・・

2008-09-21 23:45:29 | 言いたんく

 千葉県流山市と松戸市には、関宿水閘門から始まる江戸川とその河川敷がある。河川敷は野球場やサッカー場、ゴルフ場などに使われていて、大雨の後は必ず水没する運命にある。土手を挟んで、その河川敷と反対側には住居が立ち並ぶ。

 何年前のことだかは分らないが、この住居が立ち並んでいる所は、その昔は牧場だったという。それを地元が流山市で生まれ育ったという友達に聞いた。

 その厩舎として使われていたのが写真の建物だという。トタンでできた建物だが高さがあり、大きな動物がいても不思議さは感じない。この写真を撮った当時は、中は物置のようにして使われていた。

 友達は、ここらが牧場でこの建物の中では牛が飼われていたのを見たという。もっとも、ここから7km離れた流山市西深井では野間土手跡が残っている。そして土手から500m離れたところには「おらんださま」、4km離れたところには「オランダ観音」が祀られている。オランダから取り寄せた馬が日本になじめず、死んでいった。その馬達を鎮めるために造られた馬頭観音が先の2つだ。


オランダ観音

オランダ観音
オランダ観音の場所

 


オランダさま

  

オランダさま
オランダさまの場所

 まあ、西深井の野間土手あとから流山7丁目辺りは牧があったと考えてよさそうである。そう、主人のいなくなったトタンの建築物は壊されて、建て替えられ住居になっているので住所は載せない。


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