伝えたんく

日々の何気ないできごとに感じた幸せ

偽装

2007-11-14 22:59:20 | Weblog
消費期限&賞味期限の偽装。
今とても大きな話題になっているが、その発覚は全て内部告発によるものだろう。
それは消費者に対して申し訳ないという良心からのものなのか、それとも自分に嘘をつくことに耐えられないからなのか。

どちらにしても一つの企業の命が消えていくきっかけではある。
だいたい老舗といわれるところには、その企業の生命線を支える職人がいる。
その職人の一番の天敵といわれることが、儲け主義である。
利益のためならば、少々のことは目をつぶることができてしまうのである。
職人は、自分の納得のいかない仕事はしたくない。「できればしたくない。」のではない。「やらない」のである。

生命線を支える者がなければ終末に向かうしかないだろう。

そして一番大きな偽装は…

政府の進めていた市町村合併ではないだろうか。
合併には2つ以上の市町村をまとめる対等合併と、隣接される市に編入される吸収合併があり、そのほとんどが吸収合併であると聞いている。立場の弱い市町村が地図から消えていくのである。

合併が進めば、旧市町村時代の資料などは用済みである。資料不足から解決する見込みのない年金問題もこの時期に起きたのが偶然ではないような気がする。
つまり、このままでは発覚するであろう年金問題を、市町村合併にによってばれにくくしようという手の込んだ偽装だと思うのだ。

そして組織の再編成により、安定が崩れた時に内部告発が起こるのだと思う。
今、終末に向かっているのは…


写真は千葉県柏市にある手賀城址。東葛飾郡沼南町が柏市にと合併(吸収)した。元は沼南町手賀である。
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