ちょっとショックなことが。
またマイクねたである。
マイク・オールドフィールドのセカンドアルバム「ハージェストリッジ」のことについては何度かここにも書いた。
そのハージェストリッジというイングランドとウェールズにまたがる丘陵の隣にブラッドナーという小さな丘がある。
そこにマイクがスタジオ兼自宅として使っていた「ザ・ビーコン」という家がある。
ザ・ビーコンを背に
現在はオーナー、いわゆる世帯主がいる。
レンタルバケーションとしても登録されていたので、昨年12月25日に泊まらせていただいた。
今の時点ではレンタルバケーションの登録はされていない。
「ゆきたんく」の「旅たんく」も九州のことについてまとめていて、イギリス2011年の旅への取り掛かりについてはもう少しかかるだろうと思っていた。
表札? 世帯主の名ではありません。
そんな中、「ザ・ビーコン」が売りに出されているのを知ってショックを受けたわけである。
もちろん、人間どこに住もうがかまわない訳であるから引越しなんてぇのは当たり前のことである。
今回(2011.12.25)は事情があってゆっくりとできなかったので、宿主も「次に来る時にはゆっくりとね。」と話してくれていたから余計にびっくりした訳である。
「ザ・ビーコン」についての書き込みも何回かしたが、その内実に触れることはしなかった。
「ザ・ビーコン」がプライベートな住まいだったからだ。
売りに出された情報はライト・ムーブという不動産情報だ。
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クリックしていただくと「ザ・ビーコン」の情報が見れる。
そこにある写真はゆきたんくがとった写真とほぼ同じだが、まだオーナーは住んでいらっしゃるようなので掲載は遠慮しておく。
ただ、ゆきたんくが寝た部屋はスタジオだった場所である。
マイクが名作オマドーンを生み出した場所でもあるのだ。
スタジオだった場所
この上写真の左側に2機のテープレコーダーが置いてあった。
この後載せる動画には、マイクがミキシング・コンソールを操作している場面が出てくる。
マイクの左側から撮っている奥が、上写真の場所になる。
エンディングで画がストップする。奥にはカーテンがある。その向こうがこの窓である。
マイクが録音作業疲れ取りに、ハージェスト・リッジで飛ばしたグライダー模型も動画に出てくる。(8分16秒)
そのグライダーをかけておいた部屋には天窓がある。
Mike Oldfield - Documentario (frammento)
グライダーをかけた部屋
その真後ろには出窓がある。
現在は出窓の先にサンルームが造ってある。
動画では、その出窓の辺りに、ティンパニやゴングが置いてある。(8分40秒)下写真
この出窓の先にサンルームが造られている。
動画の時(1976)にはなかった
上写真の出窓の上に部屋がある。
マイクの姉サリーの寝室があったそうだ。
そしてこの奥に広がるのがセカンドアルバムのタイトルにもなったハージェスト・リッジである。
ハージェスト・リッジの伝説の石、ウェット・ストーンとゆきたんく