1 足尾銅山
ご存知の通り、足尾銅山の鉱毒により、地元住民が苦しめられた公害である。
その原発とも言えるのが、ここ足尾製錬場ではないだろうか。
足尾製錬所 2004.04.10撮影
銅山の開発により排煙、鉱毒ガス、鉱毒水などの有害物質が周辺環境に著しい影響をもたらした。
1890年代より栃木の政治家であった田中正造が中心となり国に問題提起した。
実際にはこの精錬所は1980年代まで稼働し続けた。
2011年に発生した東北地方太平洋沖地震の影響で渡良瀬川下流から基準値を超える鉛が検出された。
現在でも影響が出てしまう状況だ。