伝えたんく

日々の何気ないできごとに感じた幸せ

読み応え…定価500円その2

2008-10-25 23:26:09 | 

 2度目になった定価500円本の感想。
今回も値段の割りに読み応えがあったと実感。
中には歴史書で知った内容もあったり、旅行先でガイドが話したことであったりと検証性に富んだものであった。

 読んでいる文と、旅行の時のシーンが鮮明に重なったことに感動さえ覚えた。



久能山から日光山に移された家康の墓

家康墓

 天海和尚の政治的な計算の結果である。亡くなってもその影響が多い徳川家康公を大権現にして、自分の管理する山へ招いた。
 幕府における自分の地位を固めるのには、千載一遇のチャンスだったようだ。

 
京都だ。龍馬遭難の地。


 渋滞で12時間かけて京都まで行った時、腹が減って蛸薬師の食い物やで満腹になったあと、ふと見ると何の気なしに目に入った池田屋騒動の跡地。
 本当に寂しく建っていた標柱だ。日本の未来を変えた男、日本の歴史的人物の中では人気ナンバーワンと言ってよいほどのヒーローの最期の場所は地味であった。

坂本竜馬・中岡慎太郎遭難之地
坂本龍馬、中岡慎太郎遭難之地



北京の頤和園(いわえん)にある光緒帝が軟禁された部屋
玉瀾堂という調度品が陳列されている所にある一室

 天井に届くほどの石磚(いしがわら)の塀が残されている。これで光緒帝と外界との接触を絶ったという。そうして権力を奪い、少しずつ毒を持って光緒帝をしに追いやった。その彼の死の翌日に西太后も生涯を閉じたと言われている。最後まで権力の魅力に取り付かれた彼女の恐ろしさが分る一件である。

 まだまだあるが、きりがないので・・・

 しかし、これで500円。ゆきたんくにとってはお買い得だ。


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