伝えたんく

日々の何気ないできごとに感じた幸せ

相性

2008-04-17 20:53:38 | Weblog

 先日、ゆきたんくの家にすんで10年になるネコ達(にゃん夫婦)について載せた。そして女房の職場の同僚であった女性が飼っていたネコが、その女性の帰国(中国の方)に伴って、ゆきたんく一家の一員になってしまった(ミー2歳オス)のである。しかしなあ、うちのネコ達はゆきたんくを見ると蜘蛛の子を散らしたように、逃げるんだよなあ。おりゃあ何もしてねーぞ(怒)

 一方、鳥さんである。唐突に鳥さんじゃあ分らないのでもう少し。
ゆきたんくは、母方の田舎で飼っていた文鳥の子供をもらって育てたことがある。この文鳥の名前が桜文鳥のジロー、ジローの妻で白文鳥のポコ、ポコの弟で白文鳥のペコ、そして途中から居候になった桜文鳥のチコである。居候のチコはゆきたんくが通っていた小学校の近くを飛んでいた時に、疲れ果てて捕まっていたのを「俺が育てる」と言って連れて帰ったものである。鳥かごを用意し、餌を入れた。10分間もの間、餌入れに頭を突っ込んだままで食べ続けた姿を今でも覚えている。

 チコを除いて、全て手乗りであった。みんななついてくれて、特に恋の相手がいないペコはゆきたんくの手の傍でくちばしを鳴らし、歌を歌いながら求愛のダンスをしたものである。チコは手に乗ることはなかったが、ゆきたんくの帰宅を待ち、帰宅を喜んでくれた。ゆきたんくが寝る時は籠の外に出すと、枕の端でずっと寝ていた。今考えると、まだ稚鳥であったチコはゆきたんくを親だと思っていたようなふしがある。飼われるまでの間に、インプリーディングの機会がなかったのかもしれない。

 そのチコもゆきたんくが小学校5年の時だったと思う。4日間母の実家に行って家を空けた時に父が水を取り替えようとして籠の扉をあけた瞬間に飛び去ってしまったという。多分私を探しに行ったんだろう。

 まあ、長くなったが猫との相性は悪いみたいだが、鳥との相性は良いということを言いたかったのである。場所は日本三景の松島でのことである。松島海岸駅で降車し、駅前の観光案内所に行ったら、軒先にツバメの巣があったのだ。


松島海岸駅前観光案内所

 近くには観光客が群がり親鳥が近づけない状態でいた。巣の中には雛がいるようなので、写真を撮ったゆきたんくである。


大人しい雛達

 ところが、すぐに今まで近づかなかった親鳥が餌を与えに近づいてくるではないか。雛たちは黄色いくちばしを開けて大きな声で鳴き、餌を欲しがり始めたのである。


賑やかな雛達

 その様子を見て写真を撮り、その場から遠ざかり始めると親鳥は再び観光客と距離をおいたのである。これってゆきたんくが鳥と相性のいい証拠かもしれない。このことについては今まで人に語ったこともなければ、その時近くにいた職場の同僚にさえ言っていない。ずっと温めていたテーマであったのだ。

しかし、家の猫はなんでなつかないのだろう…

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