マイク・オールドフィールドとの出会いは、今はなき東京都立秋川高等学校だ。
都立の全寮制高等学校だが、2001年に残念ながら閉校した。
ゆきたんくが高校1年生の時だ。友人の部屋へ遊びに行ってた時のことである。
部屋の中にエクソシストのテーマが流れてきたのだ。
中学2年の時に友達に誘われたけれども、少しの写真とテレビでのコマーシャルと周囲の前評判の凄さに見に行くのをやめた映画である。テーマについては耳が覚えていた。
オカルトというよりも、キリスト教の国の人々からみれば、悪魔に憑依されたかわいそうな少女を神の使いである神父が助けるという人間愛の物語である。
成人してからエクソシストを見たが、見る観点を正しく持たないと損をすることを知った。
高校の時に話を戻そう。
「なんでこんなものを流すんだよ。」と思いながら過ごしていたら、曲がなかなか終わらない。
「ふーん続きがあるんだ。」
と思っていた。
優しいギターの音で曲が終わったのはしばらく経ってからだった。
もともとクラシック好きのゆきたんくである。LP一枚のレコード盤麺に境目のない曲は珍しくない。
レコードがかかっていたプレーヤーを見ると盤が載っている。
覗きこむと境目がないのだ。
ジャケットを見せてもらうとジャンルが「ニューロック」とあった。
なんとゆきたんくは、レコードを譲ってもらって聴き込むことにしたのだ。
そして曲にほれて、最初に手にした弦楽器がマンドリンだった。
周囲は、フォークだ、エレキだと言っていたころにである。
次の動画は、マンドリンをフューチャーしたタウラスⅠという曲である。
Mike Oldfield - Montreux 1981 - Taurus 1 (1/2)
Mike Oldfield - Montreux 1981 - Taurus 1 (2/2)