伝えたんく

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仕事術 19…クラウド

2011-03-27 23:22:35 | 仕事

「クラウド」

このごろ聞く新しい言葉だ。

早速本を買った。



1時間でわかるクラウド


 

 1時間で分かると書いてあるので飛びついた。

 通常ならば1時間、ゆきたんくならば5時間だろう。

 今までのパーソナルコンビューティングは、自前のパソコンにアプリケーションがあり、そのヴァージョンアップ、データ管理などを自分でやらなればならなかった。

 そして、高機能な機種も出できた。

 もたらされたものは、パソコンの動作が非常重くなったということだ。

 この本によると、クラウド(雲)=インターネットだという。

 個人のパソコンでしていたことを、インターネットでつかながっている別の場所で行うという考えだ。

 いままでは個人のパソコンでアプリケーションを立ち上げて作業を行っていた。

 高価なアプリケーションの購入、ヴァージョンアップ、パソコン動作が重くなるという弊害を生んだ。

 クラウドでは、パソコンをインターネットつなぐことによって様々なサービスを受けられるという。

 自分のコンピューターの使い方を検証してみた。

 ゆきたんくの使っているgmailはグーグルのサービスだ。

      メーラーなしでメールのやりとりをしている。

 QRコードも、作成サイトがあって、文書を送れば作ってくれる。

 プログサービスもクラウドではないか。

     写真を選び、テキストを入力すれば、見栄えのいいホームへージになるのだ。

 例を挙げればまだまだある。

 しかし、一番の特徴とは何か。

 1台のコンピューターでの処理スピードの何倍も速いスピード処理ができることだ。

 それをハドゥープという。

 自分のパソコンで処理していた仕事を、インターネット上の受付サーバー(物理サーバー)に送る。

 受付サーバーから、数千台の仮想サーバー(実態はデータセンターに格納された物理サーバー)に送り仕事をさせる。

 それを瞬時に集約して、ユーザーに返す。

 インターネットという技術がありきの技術である。

 考えてみれば、ゆきたんくは「幸たんく」というホームページの管理者である。

 しかし、自分の作ったデータを自分のサーバーから閲覧者に送信している訳ではない。

 データが19GBくらいあるのだから、かなり重くなってしまう。

 トクトクというサーバーを1月200円でレンタルしている。

 そこのサーバーにデータがあるので、閲覧者がアクセスするのはトクトクである。

 そして、データの管理をしてくれている。

 ゆきたんくのパソコンがクラッシュしても、「幸たんく」のデータは壊れないという訳だ。

 トクトクの方で様々なメンテナンスもやってくれている。

 かつてゆきたんくがシステムエンジニアだった頃、新宿の会社にある端末(CRTとキーボード)で仕事をしていた。

 その端末は神奈川県にある巨大システムとケーブルでつながっていた。

 そう、今よりも30年くらい前は、クラウドのような形が当たり前だったのである。

 マイクロソフトが高機能なOSやアブリを作り、それを処理するインテルのCPUという形が壊れてきたと、この本の筆者も書いています。

 これからの時代は「情報処理を他人のコンピューターにまかせる」考えに変わってくるのだと思う。

 さて、情報漏洩の問題もあるが、それはどうなるのだろうか。

コメント
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