伝えたんく

日々の何気ないできごとに感じた幸せ

お出かけ

2010-09-19 23:51:14 | 言いたんく

 この日はお出かけ。

 場所は浅草である。

 待ち合わせ場所は仲見世入り口にあるでかい提灯のところだ。

 そう、雷門である。


でかい提灯だねぇ

 揚げ饅頭、浅草寺でお賽銭、オレンジ通りの喫茶店に入り、コーヒータイム。

 その後は、デンキブランで有名な神谷バーでお食事である。

 1階がバー、2階がレストラン、3階が割烹である。

 前に来た時には、2階のレストランで食事をした。

 階ごとに、コンセプトが違うことをゆきたんくは知らなかった。

 酒も飲めないのにバーに入ってしまったのである。

 お客様は昼間からできあがっていて楽しそうである。

 その雰囲気は嫌いではない。かえって好きである。

 しかし、席は合い席と来ている。

 しばらく様子を見て席を決め、座っていると気づいたことがある。

 神谷バーというのは、近所にある飲み屋の雰囲気なのだ。

 それがでかくなったということである。

 注文した品物が車での間、隣に座ってらした初老の男性と話をすることができた。

 毎土日にここで集合するという。

 それが30年も続いているが、年とともに体に悪い所が出てくるので人数が減ってくるのが残念というのだ。

 その方は中野からいらしているという。

 元気だ、本当に元気だ。

 この方の連れの方は目の前で2人で話をされていた。

 笑顔が若く、声にも張りがある。

 そんなゆきたんくの思いが伝わったのか、となりの方が

 「あなた、感心しているようだけれどね、あっちに座っている人は93だよ。」

 後姿しか見えないが、肩幅が広く背が伸びてシャキッとした男性を指している。

 多分軍人経験者なのだろうか、ビシッとしている。

 時が来た、握手の手を差し伸べてくれた。

 「また会いましょうね。」

 「はい。」

 と笑顔で別れた。 


神谷バーのテーブルだ。

 その席には別のお客様が座った。

 ゆきたんくは友人との話に夢中になっていた。

 ふと、見ると空いた3つの席はお客様が座っていた。

 その3人の方々は初めて会う方たちのようだった。

 昔話を交えて紹介しながら、友達になっていた。

 「わたしは、まだ77なんだけれどね、このごろ酒が弱くなってね。」

 と話しながらデンキブランを美味そうに飲んでいる。

 そして若いウエイトレスともアイコンタクトで挨拶をしている。

 また来たくなるよなぁ。楽しいものなぁ。

 酒もだろうが、みんなこの雰囲気を味わいに来るのだろうね。

 そう、ゆきたんくの行き着けの喫茶店、「千菓進」に似ているよ。

コメント
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