秀明記(syuumeiki)

着物デザイナーが日々感じたこと、
全国旅(催事)で出会った人たちとのエピソードなど・・・
つれずれなるままに。

本日、帰ります。

2007年10月20日 08時47分58秒 | 着物話
展示会は後3日あるけど、ワタクシは一応今日で任務完了。
  
↑会場入り口の生け花。「ほととぎす」だったかな?紫が可憐です。

↓この紫色もね。
   

ホテルの気使い→珈琲&入浴剤。
このホテル、そんなに大きくも無いし、全国チェーン店でもありません。でも、
マニュアルだけでない、気使いが感じられますね。

例えば、着付けの先生が部屋に大きな姿見が無いんで、フロントにお願いしよう、と昨日部屋に帰ったら、何も言ってないのに、部屋に姿見が置かれていたそうです。

フロントマンは皆、若くないんですが、その分、経験を生かしたキメ細やかな対応が出来てますね。

夕方帰って来ると、ルームナンバーを告げる前にすっと、キーを渡してくれます。

些細なコトでも、プロの仕儀に接すると嬉しいものです。(その逆もあるけどね。)

「ビジネスホテルナカツ」は、爺にとっては評価の高いホテルでした。

朝食会場で、妙に工事関係者を見かけると思ったら、ダイハツがこの中津に移転
してくるそうですね。活性化しそうですナ。

では、ボチボチ帰り仕度をするか・・・・。



「よそいき」

2007年10月19日 09時05分18秒 | 着物話
昨日、着付けの先生との会話で出た話。

「最近、よそいきの服、って余り聞かなくなりましたよね~。」

「そうよね、毎年元旦には、靴から服までまっさらなモノに買い換えて貰った
のが、枕元に揃えてあって、嬉しかったのよね~。」

(コレはウチには無かった風習ですけど、年代差なのか、単にウチがビンボーだったのか?)

でも昔のお父さんたち、休日のお出かけでもスーツに着替えてたし。
新婚旅行なんか、三つ揃えのスーツ着たりして・・・。

  

着物文化の衰退と、「よそいき」の意識の減少とは何か関係があるような気がします。

「よそいき」の暮らしが今だに生きているのは、日曜アニメ一家くらいか?
磯野フネさんに「日本着物大賞」を授与して欲しい・・・・。

日常の「ケ」を払って「ハレ」にするために着るのが「晴れ着」。
晴れ着(着物)を着て、「ケ」を払うべし!!

九州の夜明けは遅い。

2007年10月18日 08時00分11秒 | 旅ゆけば
やはり日本は縦に長いんだな、とあらためて感じるのが、夜明けの時間。
つうか、毎朝、日の出前に目覚めている自分は何物?

この習性を何か建設的なコトに・・。新聞配達?ムリムリ。牛乳泥棒?コラコラ!
(そういえば牛乳配達って今でもやってるんでしょうかね?)

写真は中津駅でお出迎えの福沢諭吉先生。 先生の旧居を訪ねておくと、
一万円札にご縁が出来るかも?

そういえば、このホテルの屋上にも同じ銅像が建っているみたいです。




納豆はお好きですか?

2007年10月17日 21時01分03秒 | グルメなのか?

子供の頃は我が家では余り納豆が食卓に登るコトはありませんでしたね。
やはり納豆といえば本来、関東(水戸方面)の食べ物なんでしょうか。

知人の四国出身の彼の話では修学旅行の時、朝食に納豆が出されて、クラスメートの半数以上が「この豆、腐っている~」と言ってパニックになったらしい・・。
(かなり昔の話です。)

日本国内を漂流してると、食文化の違いを肌で感じられるのは、郷土料理店以外
では、スーパーでアル、という事に最近気づきましたね。

見たことも無い食材が、その地では当たり前のように並んでいる、それを発見
するのも楽しみ・・・・・。

この納豆、大分産じゃ無いけど、初めて見たな。  

製造元は鹿児島市。不味くはないけど、値段の割にはたいした事なかったね。
付いてたタレが甘いのは鹿児島だからしかた無いとしても、豆の甘さが無い。

今宵はこれまで、ではまた明日~。

夕暮れど~きは~寂しそぉ~♪

2007年10月17日 08時28分13秒 | Weblog
昨夕、寓居の屋上から沈み行く夕日を見てたら、この唄を口ずさんでしまった。
やっぱり秋の夕暮れは寂しく感じますナ。

「おうちの人に~怒られるかな、呼び出したりしてゴメンゴメン~♪」
こんな歌詞でした。唄っていたのはN.S.P(ニューサディスティックピンク)。

何を隠そう(隠してどないすんねん)、爺が始めてギターで弾けるようになった
曲ナノデアル。

ただ、その一曲で自分には弦楽器(以外も)向かない、という事が判明。
若干17歳で、音楽業界で身を立てるのを断念した訳ですな。

長じて、お付き合いで行ったスナックなどでは、なるべくカラオケのマイクには
近寄らないようにしております。

はっきり言って、声量のある音痴ほど迷惑なモノはない!その辺りを20歳に
ならずして気付いたワタクシは立派と言えます。(なのか?)

今回の大分もなるべくマイクのある店には、近づかないようにします・・。
では、誰に言うんでも無いけど「行ってきます!!」

オマケ)→
今回の秘密兵器。開店すし「くら寿司」のガチャポン(五皿ごとに抽選の権利。)
で当りました。で、コレは何かと言いますとボタンを押しと「クラクラクラ~」
と喋るだけの意味不明のシロモノ。

んふふ・・・。お客様に着付けした後に、スイッチオン。「クラクラクラ~。」
「いや~、余りの美しさにクラクラ、目眩しちゃいましたョ~。」

馬鹿なこと考えてる暇があったら仕度しないと・・・・。

近頃はまってます。

2007年10月16日 18時03分37秒 | グルメなのか?
知人が、コレにはまっている、と聞いて半信半疑で買ってみたけど、ハマッテしまった。
ショップ99のわさびいなり→
3ケ入りで99円。(消費税入れると104円。)大きさは一口サイズ。

ワサビはそんなに効いてないけど、油揚げとワサビのコラボはナイスアイデア。

明日から九州は大分県、中津です。1~2度は行った事あるんですけど、コレ、といった記憶は無い。

ま、仕事で行ってますからね。(アル中ハイマーのせいでは無い!・・と思います。)

ところで、99ショップって、ヨソにもありましたっけ?旅先で余り見かけなかった
記憶があるんですけど・・・・。

大山崎山荘近辺。

2007年10月15日 08時06分42秒 | 旅ゆけば
大山崎、と言われてもピンっとこない人でも、天下分け目の天王山、て言葉は
聞かれた事はあるかも?

織田信長を倒した明智光秀と秀吉が戦塵を交えたのが、この辺りです。

幕末、新撰組に追われた長州藩士たちが、この地で腹を切った、という事を知って
る人はかなりの歴史通。

それ以外にも山崎宗鑑冷泉庵跡なども御座います。(これは知らなかったケド。)
「犬筑波集」の著者。

山荘に隣接した「宝積寺」も相歴史は深く、奈良時代に建立されたといわれてます。
  
           桃山時代に建てられた、といわれる三重の塔。↑

この梵鐘は室町時代のもの、という事です。

     
    ↑この上に掲げられていた「仁王門」の文字は明らかにペンキで書かれていました。
それも何だか「ホームセンター」で売られてるような板に書かれていたのが妙に可笑しかったぞ。
      
秀吉が腰掛けたらしい出世石。あ~、何だかこの胡散臭さ、大好きです!↑

こんな風に書くと寺自体が怪しげに思われるかも知れませんけど、そんなコトは
ありません。「弁慶岩」とか「羽衣の松」みたいなモノと思えばいいんですね。

←坂の登り口にあったカフェ。

坂道の上り下りで喉も渇いたし、駅前のお店で一休み。オープンカフェもありました。
たまには糖分も摂取。抹茶ケーキ。→

二階の雑貨店から見た山崎駅の風景。
    
同じ建物に同居しているパン屋さん。早く復帰できるといいですね。↑

市内に帰ると春日通りはお祭りでした。

今度はサントリー山崎蒸留所も見学してみよう。(試飲もできるそうだし・・。)
http://www.suntory.co.jp/factory/yamazaki/guide/

因みに大山崎山荘はアサヒビールが関係(所有か協賛)しているみたいです。
今朝の番組で20代の人達のビール離れが増えているって、言ってましたね。

理由は苦いから・・。ホントに味覚のお子様化が進んでいるんですなぁ。

「トリビー」(とりあえずビール)、という言葉も今に死語の世界の仲間入りなのか?