秀明記(syuumeiki)

着物デザイナーが日々感じたこと、
全国旅(催事)で出会った人たちとのエピソードなど・・・
つれずれなるままに。

蕎麦に憑かれる。

2006年12月05日 08時42分34秒 | グルメなのか?
蕎麦にとり憑かれた、と言ってもワタクシではありません。
(他に色んなモンに憑かれてますけど。貧乏神はいつも憑こうと狙ってます。)

以前にも書いたけど、こだわりの手打ち蕎麦屋を始めた主人を
見てると、「蕎麦の精」かナニかに取り憑かれてますね。

今回の蕎麦工房「禅」もまさしく、ご主人は取り憑かれたはります。
(それも半端でない精です。)


名が表すように、禅寺みたいに、余計なものは一切排除、ひたすら
蕎麦道を究めようとされてるみたいです。

なかなか、個人で製粉室まで造れませんでぇ。
もちろん臼は石曳き。そら、余計なこと出来んわナ。

メニューは、ご飯系、天麩羅系、一切ナシ、蕎麦オンリーです。

もり蕎麦注文したら、二種類の蕎麦を時間差で出してくれました。
(一つは北海道の蕎麦で粗曳き、もう一つは福井の細曳き。)


食後、その実を試食させてくださいました。
(大きい方が北海道産、香ばしい味。木の実っぽい食感。小さい方
はやや甘めで穀類の味でした。)

場所は伏見区久我(伏見、と言ってもかなり西。京都の人なら「運転許試験場」
の近く、といえばお分かりだと思います。)

営業時間は11:30~15:00まで、ですが、売り切れ次第閉店。
市内からだと、「ちょいと蕎麦食いに」、とは行きませんが、
「蕎麦食い人」なら一度くらいは訪ねてみても良いかも。

http://www.sobakobo-zen.com (ハイフォンは真ん中、zenとcomの間に・が入る
んだけど、ちょっと見えにくいですな。)


寒くなって来ましたねぇ。鍋物が美味くなってきました。
今夜は「すがい」の豆腐で湯豆腐、といきますか・・・。