秀明記(syuumeiki)

着物デザイナーが日々感じたこと、
全国旅(催事)で出会った人たちとのエピソードなど・・・
つれずれなるままに。

ちょっと着物話・・・。

2006年12月03日 08時11分10秒 | 着物話
昨日の「りーだー」さんからのコメントで、自分が「きものデザイナー」
であるコト思い出しました(冗談ですョ~。)

最近「食べ物系」「温泉系」の話ばかりしてるモンね。

カメラの腕が良くないので、分りにくい、と思いますけど、コレ紬の
訪問着です。(もちろん我が工房の作品です。)


柄はロウケツでしなやか竹を表現してみました。

良く、売り場で聞かれるのが、どこまで着ていけるのか?という質問です。
(ようするに結婚式等)

時には売り場の担当者が「結婚式でもいけます、と答えて~」って目でスガッテく
るけど、「やはり、正式な場所には正絹でお願いします。」とお答えします。

本人が気に入ってるんだし、どこでもオッケー、と言えば売り上げに
なりますけど、後でご本人に恥かかすワケにはいきません。
(お店の恥にもなるしね)

ただ、北海道の場合は別の答えをする時もありますけどね。

全国を廻っていると、地方地方によってTPOも若干違いがあり、
戸惑うこともタマにあります。

また、時代によっても変化しつつありますから、この先また変わって
くるかもしれませんね。

(たとえ、間違っていても、それを指摘する人も少なくなってくる
だろうし。)

本来身近な人(親やおばあちゃん)が教えていくことなんですけど、
年配者が着物、着なくなってきてますしねぇ。

そうなると、販売者側が教えていかねばならないんですけど、
余り堅苦しいこというと、お客さん逃げちゃいますから、難しいトコです。

あ、このブログもこんな堅苦しいコト書いてると読んでもらえなく
なるんで、今日はここまで、つうコトで・・・。

昨夜ズイブン寝苦しい、と思ったら、トレーナー後ろ前逆に着て
寝てました。どうりで首が苦しいハズだ・・・・。