腕をどう走らせるか

2024-01-20 18:15:56 | テニス
スクールのあまり行かない時間のクラスに振替に行ったら、そこのコーチに新たな観点で今のスイングの修正点を教わった。
今取り組んでいるフォアハンドストロークに関することだったので、ありがたく拝聴。
スイング開始時に身体が開いてしまっているせいで振り遅れてしまっているとのこと。
身振りで示してくれたのは胸を張って右腕が後ろにある状態。
ラケットはどこかで体幹の回転を追い越して前に振り出さないとボールに勢いを与えられないのに、ラケットが前に出ていないそう。
上半身を起こして体重移動でボールに勢いを与えようとする動きと、肩主導でスイングを開始する動きにばかり意識がいっていたのでそんな状態になっていたんだなと理解。
別のコーチの言っていた打点はもっと前というのと改善すべき箇所は一緒なのだろう。

昨夏お手本にした若いお母さんのスイングはだいぶ記憶が薄くなってきていて、自分の中で理想が一人歩きし始めているかもしれない。
肩主導で開始してラケットを前に追い越させるには腕力がいる気がする。
腕の力でなく打てるイメージがあったのだが、そうでは無かったのだろうか。
と分からなくなってきている。

YouTubeでトッププロのフォアハンドストロークをスロー再生してくれる動画を見つけたので、参考になるかと見てみた。
確かにみんなしっかりラケットを前に降り出して、勢い余って身体に巻きついている。
男子選手なのでとても力強くパワーを感じる。
あんな風に腕を使ったらすぐに痛めそうだな。
アルカラスのスイングなんて爆速である。
ヒットする瞬間はスロー再生のスイングでも我々のスイングスピードより速いんでないか?

降り出しの時、肩の出方を注視してみた。
肩が先という感じではなく肩と腕を同時に出している感じだ。
自分は肩に腕がついてくるイメージだったので少し違う。
それで振り遅れ感があるのかもしれない。
今のスイングは肩を意識することで自分のストロークに安定性をもたらせてくれたので、ダメダメだったスイングを改善するポイントとしては正しかったのだろう。
今後はそれにプラスして腕の振りにも意識を向けていかないといけないということか。
フォアハンドストローク完成への道のりはまだまだ遠いようだ。



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