クーラーボックス

2024-03-02 22:31:29 | Weblog
旅先での楽しみのひとつに、自分へのお土産の購入がある。
主に酒が絡む何かで、焼物の里に行ったら酒器、ぶどうの産地ならワイン、狙って行くウイスキー蒸留所に、一番多いのが「地」の付くビールと日本酒だろうか。
地ビールと地酒を選ぶ際、選択肢から外さざるを得ない種類のものがある。
「要冷蔵」の表示がある「生」系のものだ。
もう家に帰る直前に駅で買うなんて時なら、暑い時でなければ、帰宅までの短時間なら大丈夫だろうと買ったりするが、連泊する旅の途上で見つけた場合は諦めざるを得ない。

車で旅してる時などは、クーラーボックスがあれば冷やして持って帰れるのになあと残念に思っていた。
こんなにアウトドア派なのに、我が家にクーラーボックスは無い。
そう思うならさっさと買って持っていけばいいのに、手近な所で売っているものをパッと買うことができぬ性質で、商品を比較検討する機会を持てずにいた。
しかし今回、ある行事でビールを冷やす必要が生じ、とうとう購入することとなった。

二週にかけて週末の空き時間でホームセンターと釣具屋へ行き、どんな物があるのかチェック。
まず行ったホームセンターで扱う商品は、密閉性が低く、水漏れするから水を入れて運ぶなと注意書きがある。
時には氷と水を入れて冷やすことも考えたいからそれは使えない。
昔父親が釣りに行くのに持っていたクーラーボックスが、バチっと蓋が閉められるタイプだったのを思い出し、魚を入れるなら水を入れても漏れないよう作られてるはずで、釣具屋ならそういうのが売ってそうだと釣具屋を探し出して行ってみた。

すると狙いどおり、完全に水漏れを防ぐ機能は無いが、ある程度の密閉性を確保してくれるらしい商品を見つけた。
ホームセンターのより値段は高いが、密閉機能が高いから当然。
サイズは小振りだが、寝かせれば日本酒の四号瓶が入るちょうど良い大きさで、即決で購入を決めた。
今後、車で旅行に出るときは、こいつを持って出掛けよう。
夏場に車中で冷たいものをいつでも飲めるようにもできるし、連れが欲しいと思う要冷蔵の食材も買える。
旅する楽しみが少し増えたな。

<2013 BBQしたの時の主催者のクーラーボックス。このビールの銘柄今あるかな?>