春の嵐

2013-04-07 00:45:28 | Weblog
桜花は盛大に逝っちゃいましたね(涙)。
なんで計ったように土日に雨、だという上に桜を楽しむその時期に重なるかな。
まったくもう(怒)。
桜の木が並ぶ道には雪が降って少しした後の様に花びらが吹き寄せられ、白く降り積もっていました。

朝、降り始めた雨の空の下、テニススクールに向かう道、運転する車の車窓から見える街の風景は夏の雰囲気を湛えていました。
雨に濡れた道路はなんでか台風襲来時のそれに見えてしまったのです。
朝から台風並みの低気圧、とか風速25m、だとか不要不急の外出は控えろ、なんて伝えるニュースの影響かと思いましたが、少し違う。
なにかなと記憶を辿ると、分かりました。

車の屋根を叩く雨の音が一定でなかったのです。
粒の大きな雨粒がバラバラと車体に弾ける音を室内に響かせます。
春の雨ならしっとりと、どちらかと言えば落ち着く雨音なのに。
強い風でまだらに吹き付ける雨粒は、予測不能の強弱を伝え、それが不安定な気分を煽るのでした。
それは夏に似つかわしい音。
音響効果が雨の日の視覚と合わさって季節を押し進めていました。

大阪は八重桜が咲き始め。
一時的に外部刺激が夏を訴えようとも、まだまだ春。
春だぞー(笑)。
芽生え始めた木々の新緑と合わせ、萌える季節をまだまだ楽しむぞ(喜)。