北カレリアの中心地 ヨエンスーへ
6月19日 ヘルシンキ駅から電車でヨエンスーに行きました。
<IC(InterCity train)10時12発・ヨエンスー14時40分着>
ヘルシンキ駅は切符の改札口は無く、乗車ホームへは、フリー通行です。
乗車チケットは、電車内で車掌さんが点検です。
ヘルシンキはこの国の首都ですが、市民の活動に適当な人口構成と
社会システムの充実で、市民にも旅人にも優しい空気が流れています。
駅構内は列車の発着時は、少し人の流れが多くなりますが、すぐに、写真の
ように、ユッタリとした広場になります。
フィンランドの国土は、日本より少し狭い程度です。人口は約541万4千人
(北海道の人口に近い)です。
ヘルシンキの人口は約60万人です。
この国は、小学校では通知簿は無く、さらに塾や予備校もアリマセン。
大学入学時の平均年齢は25歳です。小学校~大学まで、学費無料。
若者は大切に育てられています。
このような社会システムの故でしょうか街を行き交う人々からは、
やわらかくておだやかな「雰囲気」を感じます。
ヨエンスー
ヨエンスー駅到着。
ヨエンスーは北カレリアの中心地で、森と湖に囲まれた、フィンランド人の故郷
の様な存在のようです。
しかし、カレリア地方は、ロシアとの長い国境の地でにあり、かなりの領域が
ロシア(旧ソ連時代)に呑み込まれた悲しみの土地です。
北カレリアは割譲を逃れ、フィンランド領です。
街の中心・緑に囲まれた「ピエリス川」は、フィンランド人は口には出しません
が、忘れる事の出来ない「なみだ」の流れであるように思いました。
ヨエンスーの街の中心部にある「マーケット広場」・朝の10時頃、歩いて
いると、市民が楽しく「モーニング」です。午後、広場を横切りましたが、
全て「閉店」。国民文化の違いです。
昼前に、マーケット広場を歩いていると、プ~ンとする「イイ」ニオイ!!
身体が反応、近づいてみると、大鍋の中は、「焼き飯」でした。
即購入。店の二人は、親子でした。思わず、何所からですかと話しかける
と「サイゴン」の答えが、返ってきました。
ホテルに帰り、横になっていると「ベトナム難民」(1970年代末~
80年代)のことが頭をよぎりました。
もし、この家族がベトナム難民であれば、母親の方は、少女時代の
サイゴンで「身体」に焼き付いた熱い空気は、「こころ」に生きて
いたに違いない。
この北の冷たい「かぜ」が少女の肌に触れる度に「なみだ」を流し、
大人へと成長したと想いました。
この家族の「幸せ」をそっと「祈る」。
6月19日 ヘルシンキ駅から電車でヨエンスーに行きました。
<IC(InterCity train)10時12発・ヨエンスー14時40分着>
ヘルシンキ駅は切符の改札口は無く、乗車ホームへは、フリー通行です。
乗車チケットは、電車内で車掌さんが点検です。
ヘルシンキはこの国の首都ですが、市民の活動に適当な人口構成と
社会システムの充実で、市民にも旅人にも優しい空気が流れています。
駅構内は列車の発着時は、少し人の流れが多くなりますが、すぐに、写真の
ように、ユッタリとした広場になります。
フィンランドの国土は、日本より少し狭い程度です。人口は約541万4千人
(北海道の人口に近い)です。
ヘルシンキの人口は約60万人です。
この国は、小学校では通知簿は無く、さらに塾や予備校もアリマセン。
大学入学時の平均年齢は25歳です。小学校~大学まで、学費無料。
若者は大切に育てられています。
このような社会システムの故でしょうか街を行き交う人々からは、
やわらかくておだやかな「雰囲気」を感じます。
ヨエンスー
ヨエンスー駅到着。
ヨエンスーは北カレリアの中心地で、森と湖に囲まれた、フィンランド人の故郷
の様な存在のようです。
しかし、カレリア地方は、ロシアとの長い国境の地でにあり、かなりの領域が
ロシア(旧ソ連時代)に呑み込まれた悲しみの土地です。
北カレリアは割譲を逃れ、フィンランド領です。
街の中心・緑に囲まれた「ピエリス川」は、フィンランド人は口には出しません
が、忘れる事の出来ない「なみだ」の流れであるように思いました。
ヨエンスーの街の中心部にある「マーケット広場」・朝の10時頃、歩いて
いると、市民が楽しく「モーニング」です。午後、広場を横切りましたが、
全て「閉店」。国民文化の違いです。
昼前に、マーケット広場を歩いていると、プ~ンとする「イイ」ニオイ!!
身体が反応、近づいてみると、大鍋の中は、「焼き飯」でした。
即購入。店の二人は、親子でした。思わず、何所からですかと話しかける
と「サイゴン」の答えが、返ってきました。
ホテルに帰り、横になっていると「ベトナム難民」(1970年代末~
80年代)のことが頭をよぎりました。
もし、この家族がベトナム難民であれば、母親の方は、少女時代の
サイゴンで「身体」に焼き付いた熱い空気は、「こころ」に生きて
いたに違いない。
この北の冷たい「かぜ」が少女の肌に触れる度に「なみだ」を流し、
大人へと成長したと想いました。
この家族の「幸せ」をそっと「祈る」。