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熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。270ページ。ペンクラブ大賞受賞。
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正解は

2010-06-21 12:28:26 | 写真
6月22日(月)、曇り。

今日は「夏至」とか。
昼間が一番長いのですね。

前日の「アーカイブ」は、右が森内名人(当時)と谷川九段。
4年前、64期名人戦第六局の対局開始直前の写真でした。

今日の写真は、その翌日終局後の「検討会」風景。
森内名人の防衛と、十八世名人の資格獲得が決まった直後です。
報道陣の多さがご覧いただけると思います。

関係者に交じって、使用駒の持ち主「塩井さん」も。
盤は、5寸2分と薄いですが、昭和11年2月に関根名人から阿部真之助さんに贈られた盤。
桐の覆いには関根名人の筆跡で「阿部真之助殿 贈 13世名人関根金次郎(落款)」の墨書があります。
因みに、阿部真之助さんは、世紀のタイトル戦としてスタートした実力制名人戦のスポンサー「東京日日新聞の学芸部長」。戦後は、NHKの会長に就かれました。

盤の年輪が800本以上。本数を数えるのには、虫眼鏡がいります。
平成6年。52期名人戦第3局(米長名人対羽生挑戦者)で使用(この時の駒は、木村作木村名人書)され、平成6年のこの時の森内・谷川戦は2回目の使用となりました。

盤には、米長名人の墨書揮毫「曙」と、両対局者の署名があります。
「曙」は、小生の希望で米長名人に書いていただきました。実力名人戦に因んで「将棋界の曙」という意味を込めて、小生が大切にしているお宝です。
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