熊澤良尊の将棋駒三昧

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大橋宗桂・霊光寺の駒形墓

2011-10-22 06:06:55 | 写真
10月22日(土)、雨。

先日も触れたタイでの大洪水。
その洪水で、初めて知ったのは日本系の企業の多さ。
個々企業の経営のためとはいえ、永年、日本経済が立ち直らなかった理由が分かりました。

人件費の高い日本を見限って出ていった企業が大半なんでしょう。
親会社、関連会社が移れば、一緒についていかなければならなかった会社もあるでしょう。
その他、周りの東南アジアや中国を含めると、何千・何万社が雪崩を売って海外へ。
進出と言うより、日本から逃亡するが如くのように心に映ります。

どこかが狂ってしまった日本の経済と政治。
次世代のためにも、皆で真剣に考えなければなりません。

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今日か明日。
今日は雨なので、明日かもしれませんが、京都の「本法寺」と「霊光寺」を訪ねます。
「百聞は一見に然ず」。
実際に見ておきたいとの思いです。

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午前中、雨も暫くは降らないので、昼過ぎにかけて京都に行くことにしました。
先ずは、深草の「霊光寺」までは1時間。
JR丹波橋の少し北。
それを右手に折れて山手に差し掛かるところに、霊光寺は有りました。

霊光寺の山門。


境内にあった「高野川・花園橋」の石標。
将棋とは全く関係がありませんが、大きく立派なものです。


大橋宗桂の墓碑。
幅は1メートル余り、高さは2メートルを超えるの大きさ。
正面に「南無妙法蓮華経」。
左下に「玉浄院宗桂日龍」の法名。
裏は「桂馬」。


隣は、天野宗歩の墓碑。
嘉永年間の建立。
裏側に「歩兵」。


御住職の奥様の話では、「近頃はお参りに来る人は、ほとんど有りませんね」。
屋根が有るのは、柔らかな墓石なので、雨で風化するのを防いでいるためとのことです。





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1 コメント

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Unknown (誤解です)
2011-10-23 18:44:31
「タイでの大洪水その洪水で、初めて知ったのは日本系の企業の多さ日本経済が立ち直らなかった理由が分かりました」
タイは親日国で、日本ブランドのものがよく売れます。
タイで作っている物はゴーンの日産をのぞき、どの企業もほぼ「タイ向け」です。
まあ、小物は日本で作ってタイへ持って行くと輸送費の方が高くなりますから、タイ向けはタイで作るのは合理的だと思います。
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