goo blog サービス終了のお知らせ 

熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。270ページ。ペンクラブ大賞受賞。
残部僅少、送料込み5000円。注文受付中。

目次

作品 文章 写真 販売品

大将棋駒、続々

2021-09-28 19:46:49 | 文章

9月28日(火)、曇り。

「大将棋駒」。玉将と歩兵の試作品をお送りして、確認いただきました。
本日は、その試作駒の映像。

右は、大きさ比較のためのレギュラーサイス王将駒。
左2枚が、今回の試作品。盤は榧の2寸盤での碁盤サイズ、15✕15枡で作ることになりました。
これをお送りして、クライアントに見ていただきました。
最大限、大きく作ろうという気持ちが働きましたが、心持ち大きいかなと。
(玉将は高さ、歩兵は幅と高さを再度調整しようと思っています)

駒は彫り埋めが希望でしたが、当方が提案して、盛り上げ駒で仕上げることになりました。
木地は、12年前「魔訶大々将棋駒」で成型した薩摩ツゲの古材を活用。本日、着手します。
裏の文字をどうするかですが、クライアントの希望をお聞きして「中将棋」、あるいは「魔訶大々将棋駒」に準じた文字を入れることになりました。

なお、今回とは無関係なことですが、近年では「魔訶大々将棋」のことを、「魔訶大将棋駒」と言う人が現れています。それは間違いです。
間違いのもとは、「魔訶大将棋」の名を付けた著作本。
数百年の歴史の中で「現に存在していた将棋(古将棋)の名」を、一人勝手に別な呼び方に改変して吹聴する行為は、読者の多くを誤誘導し弊害をもたらすものであり、研究者として厳に慎むべきことと言わざるを得ない。

正しくは、「魔訶大々将棋」と言わなければなりません。

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

駒の写真集

リンク先はこちら」 http://blog.goo.ne.jp/photo/11726