10月3日(土)、晴れ。
昨日は急速に天気が回復。
今日はその延長かと。
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大阪府島本町の資料館に常設展示してある「水無瀬駒」は2組。
小将棋駒と、中将棋駒。
いずれも400年前の本歌に倣い制作した「写し」です。
本歌は、同じ歩兵でも、一枚一枚微妙に違っているので、必ずしも細かいところまでソックリではない。
前回は、そのようなことをにべました。
とにかく全体の雰囲気を写す。
駒の形、文字、そして作り方も400年前に倣い、漆で直書という方法で制作しました。
これとは別に、近年は現代風の駒を制作しています。
駒の形も現代風、制作工程は「盛上げ駒」。
こちらの方は、文字を印刷した字母紙を貼って下地を彫る。
彫った後を錆漆で埋めて平らに磨く。
その上を漆筆で、文字を書き上げる。
下地を頼りに文字を書き上げるのは、明治の職人が考案した作り方。
肉筆の文字書きではないので、字が上手くなくても作れるという技法ですね。
以来、これが能筆な筆跡を駒に再現する方法として、今日に至っています。
話が脱線しました。
以来、「水無瀬兼成卿写」は、小生自身も気に入っています。
文字の雰囲気も肉筆に近い。
と言うわけで、多く作成するようになりました。
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昨日は急速に天気が回復。
今日はその延長かと。
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大阪府島本町の資料館に常設展示してある「水無瀬駒」は2組。
小将棋駒と、中将棋駒。
いずれも400年前の本歌に倣い制作した「写し」です。
本歌は、同じ歩兵でも、一枚一枚微妙に違っているので、必ずしも細かいところまでソックリではない。
前回は、そのようなことをにべました。
とにかく全体の雰囲気を写す。
駒の形、文字、そして作り方も400年前に倣い、漆で直書という方法で制作しました。
これとは別に、近年は現代風の駒を制作しています。
駒の形も現代風、制作工程は「盛上げ駒」。
こちらの方は、文字を印刷した字母紙を貼って下地を彫る。
彫った後を錆漆で埋めて平らに磨く。
その上を漆筆で、文字を書き上げる。
下地を頼りに文字を書き上げるのは、明治の職人が考案した作り方。
肉筆の文字書きではないので、字が上手くなくても作れるという技法ですね。
以来、これが能筆な筆跡を駒に再現する方法として、今日に至っています。
話が脱線しました。
以来、「水無瀬兼成卿写」は、小生自身も気に入っています。
文字の雰囲気も肉筆に近い。
と言うわけで、多く作成するようになりました。
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駒の写真集
リンク先はこちら」
http://blog.goo.ne.jp/photo/11726